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🔵SBIからもSCHD投資信託! 楽天SCHDとの商品比較で分かった投資判断

この記事は 約9 分で読めます。

SBI証券から新登場のSCHD投資信託を徹底解説。楽天SCHDとの信託報酬比較、メリット・デメリット分析、投資判断のポイントまで。SCHDの特徴や運用実績、両ファンドの選び方を、投資家目線で分かりやすく解説。

こんにちは、バンコクで修業中(@lukehide)です。

「米国高配当株に投資したいけど、どちらのファンドを選べばいいの?」

2024年の投資家の注目を集めているのが、米国高配当株ETF「SCHD」に投資できる投資信託です。楽天証券が先行して発売し、わずか40日で純資産総額500億円を突破という驚異的な人気を見せた楽天SCHD。そして今回、SBI証券からも待望のSCHD投資信託が登場することになりました。

ひろこ
ひろこ
特筆すべきは、SBI SCHDの信託報酬が業界最安水準の0.1238%に設定されたこと。楽天SCHDの0.192%と比べて約0.07%も低いこの差は、長期投資家にとって見逃せないポイントとなっています。

しかし、単純にコストだけで判断していいのでしょうか?
実は、両ファンドには様々な特徴があり、投資家の状況によってベストな選択が変わってきます。本記事では、25年以上の投資経験を持つ筆者が、両ファンドの特徴を徹底的に比較・分析。あなたに最適な選択基準を、データと具体例を交えて詳しく解説していきます。

【本記事のポイント】

  • ✅ SBI SCHDと楽天SCHDの決定的な違い
  • ✅ 投資金額別のコストメリット計算
  • ✅ 長期投資家が注目すべきポイント
  • ✅ あなたの状況に合った選び方

👇楽天SCHD記事(2024年10月04日)はこちら👇

🔵楽天・高配当株式・米国ファンド登場!SCHDの魅力を徹底解説
楽天証券から新登場のSCHD投資ファンドの特徴と魅力を徹底解説。他の高配当ETFとの比較や投資戦略のポイントをわかりやすく解説します。
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Tic 投資金額
(万円)
配当利回
(%)
年間配当
($)
株価
($)
NEW! アルトリア MO 1,928万円 8.12% 3.92 50.39
 AT&T T 2,427万円 5.60% 1.33 19.82
 3M MMM 3,010万円 5.71% 5.99 105.23
ファイザー(テ) PFE 3,300万円 5.75% 1.64 28.51
エクソンモービル XOM 4,766万円 3.43% 3.68 116
J&J JNJ 5,970万円 2.96% 4.76 165
コカコーラ(バ) KO 6,191万円 2.71% 1.84 68
P&G PNG 6,640万円 2.50% 3.76 150
マクドナルド MCD 6,745万円 2.29% 6.68 269
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🔵楽天SCHD、SBI VYM、SBI全世界高配当比較
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🔵人気!楽天・高配当株式・米国ファンド(SCHD)

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マネックス証券_米国株訴求
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そもそも、SCHDとは?

SCHDは、Charles Schwab(チャールズ・シュワブ)が運用する米国の高配当株式ETF「Schwab U.S. Dividend Equity ETF」の略称です。2011年10月に設定された、純資産総額約654億ドルの大型ETFです。

主な特徴

銘柄選定の4つの重要指標

  • キャッシュフロー・総負債比率
  • ROE(株主資本利益率)
  • 配当利回り
  • 過去5年間の配当成長率

投資方針のポイント

  • 少なくとも10年連続で配当金を支払っている優良企業のみを対象
  • 時価総額や取引量が一定規模以上の米国株から選定
  • 上記4指標でスクリーニングした上位100社程度に投資
  • 一つのセクターへの投資比率は25%を超えない制限あり

運用実績・コスト

  • 配当利回り:3.51%(税込)
  • 経費率:0.06%と低コスト
  • 年4回の配当(3月、6月、9月、12月)
  • 過去5年平均増配率:11.4%
  • 過去10年平均増配率:10.9%

最新の運用状況

指標 実績
年初来リターン 15.98%
1年トータルリターン 26.05%
5年トータルリターン 12.53%

SCHDは、高配当と増配の両立を実現し、長期投資家から高い支持を得ているETFです。ただし、銘柄数が100社程度と比較的少なく、アクティブ運用的な特徴も持ち合わせています。

新商品「SBI・S・米国高配当株式ファンド」の概要

基本情報

  • 運用開始日:2024年12月20日
  • 募集開始日:2024年12月06日
  • 信託報酬:年率0.1238%(税込)
  • 購入手数料:無料
  • 販売会社:SBI証券のみ
  • 新NISA:成長投資枠での購入可能

運用方針

  • 投資対象:シュワブ・米国配当株式ETF(SCHD)
  • 為替ヘッジ:なし(為替変動リスクあり)
  • 決算・分配:年4回(2月、5月、8月、11月)
  • 運用方式:ファミリーファンド方式

投資対象ETF(SCHD)の特徴

  • 純資産総額:約654億ドル(約9.8兆円)
  • 経費率:0.06%
  • 配当利回り:3.51%(税込)
  • 年間配当回数:4回(3月、6月、9月、12月)

パフォーマンス実績(SCHDの場合)

期間 リターン
年初来 15.98%
1年間 26.05%
5年間 12.53%

主なリスク要因

  • 株価変動リスク
  • 為替変動リスク
  • 信用リスク
  • 流動性リスク

楽天SCHDとの詳細比較

両ファンドの主要項目を詳しく比較・解説していきます。

基本情報の比較

項目 SBI SCHD 楽天 SCHD
運用開始日 2024年1月30日予定 2024年9月27日
信託報酬(税込) 0.1238% 0.192%
購入手数料 無料 無料
分配頻度 年4回(2,5,8,11月) 年4回(2,5,8,11月)
購入可能証券会社 SBI証券のみ 楽天証券のみ
新NISA対応 成長投資枠対応 成長投資枠対応
純資産総額 未定 579.08億円
為替ヘッジ なし なし
最低投資金額 100円 100円

コスト比較の詳細

100万円を10年間投資した場合の総コスト試算:

ファンド 信託報酬総額 年間コスト
SBI SCHD 約12,380円 1,238円
楽天SCHD 約19,200円 1,920円

ポイント還元制度

  • SBI証券:
    • Tポイント投資でポイント利用可能
    • SBI証券のVポイントが利用可能
  • 楽天証券:
    • 楽天ポイント投資が可能
    • 投資額の0.1%相当のポイント還元
    • 楽天経済圏との連携メリットあり

運用実績の比較

※SCHDの過去実績ベース

期間 トータルリターン
1年 26.05%
3年 15.98%
5年 12.53%

分配金の特徴

  • 分配頻度:両ファンドとも年4回
  • 予想分配利回り:3.5%前後
  • 分配金受取方法:受取型/再投資型の選択可能
  • 分配金支払月:2月、5月、8月、11月の25日

両ファンドとも同じETF(SCHD)に投資するため、運用成績は同様となりますが、信託報酬の違いが長期的なリターンの差となって表れる可能性があります。

SBI SCHDのメリット・デメリット

メリット

1. 業界最安水準の低コスト運用

  • 信託報酬:年率0.1238%(税込)
  • 楽天SCHDより約0.07%低い年間コスト
  • 100万円10年投資時の差額:約6,820円のコストメリット

2. SBI証券での一元管理メリット

  • ポートフォリオの一括管理が可能
  • SBI証券の他商品との連携が容易
  • Tポイント投資、Vポイント投資が利用可能
  • 確定申告の手続きが簡素化

3. 新NISA対応

  • 成長投資枠での購入が可能
  • 非課税投資のメリットを最大限活用可能
  • 長期投資に適した商品性

デメリット

1. 後発商品としての課題

  • 運用実績・トラックレコードがない
  • 純資産総額が楽天SCHDと比べて小さい可能性
  • 設定直後は取引の流動性に不安

2. 販売チャネルの制限

  • SBI証券でのみ購入可能
  • 他証券会社での購入不可
  • 証券会社の分散ができない

3. 運用上の制約

  • 為替ヘッジなしのため、為替変動リスクあり
  • 米国市場に特化しているため地域分散なし
  • 約100社への集中投資による銘柄集中リスク

投資判断のポイント:低コストと運用実績のトレードオフを、投資家自身の投資方針に照らして検討する必要があります。特に長期投資を考える場合は、コストメリットが大きな判断材料となるでしょう。

投資家としての選択基準

SBI SCHDと楽天SCHDの選択は、投資家の状況や目的によって変わってきます。以下の観点から最適な選択を検討しましょう。

1. 投資スタイル別の選択基準

投資スタイル 推奨ファンド 選択理由
長期投資重視 SBI SCHD 低コストによる複利効果の最大化
分配金重視 両ファンド同等 同一のETFに投資するため分配金は同等
安定性重視 楽天SCHD 純資産総額が大きく、運用実績あり
積立投資 既存口座優先 自動積立の利便性を重視

2. 投資金額別の判断基準

投資金額 推奨選択 年間コスト差(概算)
100万円 コスト差は年間682円 682円
500万円 コスト差は年間3,410円 3,410円
1,000万円 コスト差は年間6,820円 6,820円

3. 既存取引関係による判断

SBI証券メインの場合

  • SBI SCHDを選択
  • ポートフォリオの一元管理が可能
  • Tポイント・Vポイント投資の活用
  • 確定申告の簡素化

楽天証券メインの場合

  • 楽天SCHDを選択
  • 楽天ポイント投資の活用
  • 楽天経済圏でのポイント還元
  • 楽天銀行との連携メリット

4. 投資目的別の選択ポイント

投資目的 重視すべきポイント 推奨選択
老後資金形成 長期運用コスト SBI SCHD
定期的な収入確保 分配金実績 両ファンド同等
資産分散 既存ポートフォリオとの整合性 既存口座優先
新NISA活用 長期投資コスト SBI SCHD

5. 総合判断のためのチェックリスト

  • 現在の主要取引証券会社はどこか
  • 投資予定金額はいくらか
  • 投資期間はどれくらいを想定しているか
  • ポイント投資の活用を考えているか
  • 確定申告の手間を考慮する必要があるか
  • 他の金融商品との連携は重要か
最終的な選択は、上記の要素を総合的に判断して決定することをお勧めします。特に、長期投資の場合はコスト差が大きな影響を与えるため、慎重な検討が必要です。また、新NISAでの投資を考えている場合は、非課税期間の20年を見据えた判断が重要となります。

まとめ

SBI SCHDは、低コストという明確な強みを持っています。一方、楽天SCHDは実績と安定性で優位性があります。選択の決め手となるのは:

  • 既存の取引関係
  • 投資スタイル
  • コストへの重視度
  • 運用実績の重要性

新NISAの開始に合わせて登場した両商品は、長期投資家にとって魅力的な選択肢となっています。自身の投資方針に合わせて、より適した商品を選択することが重要です。

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配当利回
(%)
投資金額
(万円)
年間配当
(円)
株価
(円)
JFE (テ) 7.3% 2,055万円 140 1,917
マリモリート(テ) 5.9% 2,470万円 3,713 122,300
日本たばこ(テ) 4.7% 3,200万円 194 4,122
本田技研工業 4.8% 3,247万円 68 1,472
武田薬品 4.5% 3,280万円 196 4,271
双日(2768) 4.6% 3,368万円 150 3,368
アステラス 4.4% 3,402万円 80 1,814
NEW SBI HD(8473) 5.0% 3,462万円 150 3450
ソフトバンク 4.3% 3,481万円 86 1,996
 INPEX 4.2% 3,750万円   60  2,150
三菱HC
3.9% 3,930万円 40 1,047
NEW 三菱商事(8058) 3.7% 4,135万円 100 2,746
日本郵政 3.5% 4,205万円 50 1,401
NTT 3.5% 4,300万円 5.2 149
三井住友FG 3.6% 4,450万円 330 9,664
キヤノン 3.0% 5,070万円 150 5,070
野村証券 2.9% 5,230万円 23 801
ENEOS 2.9% 5,500万円 22 802
トヨタ 3.0% 6,861万円 240 2,745
【注意】株価や配当金は調査した時点です。

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家族持ちFIREの資産運用

◆2017年、家族持ちFIRE
◆資産:米ドル、投資信託、FX、BTC
◆不動産:横浜とバンコクに持ち家
◆海外経験:NY、SGR、HK、BKK

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