こんにちは、JNJと言うとベビーパウダーを連想するバンコクで修業中です。
でも、配当貴族と呼ばれるほど、高配当を連続していた企業とは思わなかったわ。
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ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は、医薬品や医療機器を中心とした総合ヘルスケア企業として知られています。
長年にわたり安定した業績と配当成長を続けており、投資家にとって魅力的な配当貴族銘柄の一つです。
今回は、JNJの株式で毎月10万円の配当収入を得るために必要な投資額を計算し、同社の魅力を見ていきましょう。
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高配当銘柄・配当貴族株としてのJNJ
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、1886年に創業された歴史ある企業で、ニューヨーク証券取引所に上場しています。同社は61年連続で増配を続けており、典型的な配当貴族株として知られています。
配当貴族株とは、25年以上連続で増配を続けている優良企業のことを指します。JNJはこの基準を大きく上回る実績を持ち、安定した経営と株主還元姿勢が評価されています。
JNJの経営状況と決算結果
JNJは医薬品、医療機器、消費者向け製品の3つの事業部門を持つ総合ヘルスケア企業です。
2023年の決算では以下の業績を記録しました:
- 売上高:851.59億ドル
- 営業利益:212.1億ドル
- 純利益:351.5億ドル
これらの数字は、JNJが安定した収益基盤を持つ大企業であることを示しています。特に医薬品部門では、免疫疾患やがん治療薬などの主力製品が好調で、今後の成長が期待されています。
JNJの配当状況
JNJは株主還元を重視しており、2023年まで61年連続で増配を続けています。
直近の四半期配当は1株あたり1.19ドルで、年間では4.76ドルとなります。
必要投資額の計算
毎月10万円の配当収入を得るための投資額を計算します。
- 年間必要配当金(税引後):120万円(10万円×12ヶ月)
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税引前の必要配当金:
- 米国での源泉徴収税:10%
- 日本での課税:20.315%(所得税15.315% + 住民税5%)
- 計算式:120万円 ÷ (1 – 0.10 – 0.20315) ≈ 1,719,577円
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必要株数の計算:
- JNJの年間配当:4.76ドル/株
- 為替レート:1ドル = 145円
- 計算式:1,719,577円 ÷ (4.76ドル × 145円/ドル) ≈ 2,495株
- 端数を切り上げて2,495株
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必要投資額(ドル):
- JNJの現在の株価:約165ドル
- 2,495株 × 165ドル/株 = 411,675ドル
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円換算での必要投資額:
- 411,675ドル × 145円/ドル = 59,692,875円
補足説明
- この計算では、株価や為替レートの変動は考慮していません。実際の投資では、これらの要因により必要投資額が変動する可能性があります。
- 配当金は四半期ごとに支払われるため、実際の受取りは3ヶ月ごとになります。
- 外国税額控除を利用することで、実質的な税負担を軽減できる可能性がありますが、この計算では考慮していません。
- 端数株の取り扱いは証券会社によって異なる場合があります。
この詳細な計算により、投資家の皆様がより具体的に必要資金を把握し、投資計画を立てる際の参考にしていただけると思います。
為替リスクと二重課税に関する注意点
米国株への投資には為替リスクが伴います。円安ドル高になれば配当金の円換算額は増えますが、逆の場合は減少します。
また、米国と日本の両国で課税されるため、二重課税の問題が生じます。
米国では10%の源泉徴収税が課され、日本では20.315%(所得税15.315% + 住民税5%)の課税が行われます。ただし、外国税額控除制度を利用することで、二重課税の一部を軽減できる可能性があります。
外国税額控除を受けるためには確定申告が必要です。
特定口座(源泉徴収あり)を利用している場合でも、外国税額控除を受けるためには確定申告が必要となります。ただし、NISAで保有している株式の配当金については、外国税額控除の適用を受けることができません。
まとめ
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は、安定した業績と長期にわたる増配実績を持つ優良企業です。毎月10万円の配当収入を得るには約5,970万円という大きな投資額が必要ですが、その分、安定性と成長性を兼ね備えた投資先と言えるでしょう。
ただし、為替リスクや二重課税など、海外株式投資特有のリスクにも注意が必要です。個人の投資目標やリスク許容度に応じて、ポートフォリオ全体のバランスを考慮しながら投資を検討することをおすすめします。また、税務面での複雑さも考慮に入れる必要があります。外国税額控除制度の利用や確定申告の必要性など、投資前に十分な理解と準備が求められます。
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