こんにちは、現役時代は金融機関向けのトレーディングシステムの海外営業をしていたバンコクで修業中です。
ユーザーの多くがメガバンクや大手証券会社で、三菱UFJの源流となる金融機関はほぼクライアントでした。合併や統合のたびに、トレーディングルームやシステムをどちらに寄せるかなどの綱引きに巻き込まれ大変な目に遭いました。
三菱UFJにも脈々と流れる合併統合の歴史があります。
1996年に三菱銀行と東京銀行が合併し、東京三菱銀行が誕生しました。一方、2002年に三和銀行と東海銀行が合併してUFJ銀行が設立されました。2005年には東京三菱銀行の持株会社である三菱東京フィナンシャル・グループとUFJホールディングスが経営統合し、三菱UFJフィナンシャル・グループが誕生しました。2006年には東京三菱銀行とUFJ銀行が合併し、三菱東京UFJ銀行となりました。その後2018年に三菱UFJ銀行に行名を変更し、現在に至っています。
この一連の合併により、三菱UFJは日本最大の金融グループとなりました。
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年間配当 (円) |
株価 (円) |
配当利回 (%) |
投資金額 (万円) |
JFE (テ) | 140 | 1,917 | 7.3% | 2,055万円 |
レーサム(テ) | 190 | 3,000 | 6.3% | 2,369万円 |
マリモリート(テ) | 3,713 | 122,300 | 5.9% | 2,470万円 |
ミラース(テ) | 30 | 508 | 5.9% | 2,540万円 |
日本たばこ(テ) | 194 | 4,122 | 4.7% | 3,200万円 |
本田技研工業 | 68 | 1,472 | 4.8% | 3,247万円 |
武田薬品 | 196 | 4,271 | 4.5% | 3,280万円 |
アステラス | 80 | 1,814 | 4.4% | 3,402万円 |
ソフトバンク | 86 | 1,996 | 4.3% | 3,481万円 |
INPEX | 60 | 2,150 | 4.2% | 3,750万円 |
三菱HC |
40 | 1,047 | 3.9% | 3,930万円 |
日本郵政 | 50 | 1,401 | 3.5% | 4,205万円 |
NEW ニコン | 55 | 1,549 | 3.5% | 4,229万円 |
NTT | 5.2 | 149 | 3.5% | 4,300万円 |
三井住友FG | 330 | 9,664 | 3.6% | 4,450万円 |
キヤノン | 150 | 5,070 | 3.0% | 5,070万円 |
野村証券 | 23 | 801 | 2.9% | 5,230万円 |
ENEOS | 22 | 802 | 2.9% | 5,500万円 |
トヨタ | 240 | 2,745 | 3.0% | 6,861万円 |
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1. 三菱UFJの成り立ちと沿革
三菱UFJは、日本の金融業界における大規模な統合の結果として誕生しました。その歴史を振り返ってみましょう。
年 | 出来事 |
---|---|
2001年 | 三菱東京フィナンシャル・グループ(MTFG)設立 |
2002年 | UFJホールディングス(UFJHD)設立 |
2005年 | MTFGとUFJHDが合併し、三菱UFJフィナンシャル・グループ(三菱UFJ)誕生 |
2006年 | 傘下の銀行が合併し、三菱東京UFJ銀行となる |
2018年 | 三菱UFJ銀行に行名変更 |
この統合により、三菱UFJは国内最大の金融グループとなり、銀行業務、信託銀行業務、証券業務を中心に、クレジットカード・貸金業務、リース業務など幅広いサービスを提供しています。
2. 会社概要と経営状況
三菱UFJの基本情報は以下の通りです:
項目 | 内容 |
---|---|
設立 | 2005年(統合による) |
従業員数 | 145,412名(連結) |
平均年齢 | 39.6歳 |
平均年収 | 812万円 |
主要事業 | 銀行業務、信託銀行業務、証券業務、クレジットカード・貸金業務、リース業務 |
三菱UFJの強みは、国内最大の顧客基盤、幅広い金融サービスの提供能力、グローバルな金融ネットワークにあります。
3. 最新の決算報告
2024年3月期の業績予想は以下の通りです:
項目 | 予想値 | 前期比 |
---|---|---|
親会社株主に帰属する当期純利益 | 1兆5,000億円 | +0.6% |
1株当たり配当金 | 50円 | +9円 |
この業績予想からは、三菱UFJが安定した収益を維持しつつ、株主還元にも注力していることがわかります。
4. 株価分析
2024年9月6日時点の三菱UFJの株価と主要指標は以下の通りです:
項目 | 数値 |
---|---|
株価 | 1,477.0円 |
PBR | 0.85倍 |
配当利回り | 3.39% |
時価総額 | 約18兆2,228億円 |
PBRが1倍を下回っていることから、株価が割安な水準にあると考えられます。また、3%を超える配当利回りは、高配当銘柄としての魅力を示しています。
5. 高配当銘柄としての魅力
三菱UFJは安定した高配当が特徴の一つです。過去5年間の配当推移を見てみましょう。
年度 | 1株当たり配当金 |
---|---|
2020年 | 25円 |
2021年 | 25円 |
2022年 | 27円 |
2023年 | 32円 |
2024年 | 41円(予定) |
2025年 | 50円(予想) |
この表から、三菱UFJが着実に配当を増やしていることがわかります。
6. 必要投資額の詳細計算
三菱UFJの株式で月10万円の配当収入(税引後)を得るために必要な投資額を詳細に計算してみましょう。
6.1 年間必要配当金の計算
- 月間配当収入目標:100,000円
- 年間配当収入目標:100,000円 × 12ヶ月 = 1,200,000円
- 税引前の年間配当収入目標:1,200,000円 ÷ 0.8 = 1,500,000円 (配当所得に対する課税率は約20%のため、0.8で割って税引前の金額を算出)
6.2 必要株数の計算
2025年の予想配当金は1株当たり50円です。 必要株数:1,500,000円 ÷ 50円 = 30,000株
6.3 必要投資額の計算
2024年9月6日時点の株価は1,477円です。 必要投資額:30,000株 × 1,477円 = 44,310,000円
6.4 投資計画の例
一度に4,431万円を投資するのは難しいかもしれません。そこで、毎月一定額を投資していく方法を考えてみましょう。
例えば、毎月37万円ずつ投資する場合: 44,310,000円 ÷ 370,000円 ≒ 120ヶ月(10年)
10年間にわたって毎月37万円ずつ投資することで、目標の株数を達成できる計算になります。
ただし、この計算には以下の前提があることに注意が必要です:
- 株価が一定であること
- 配当金が変わらないこと
- 株式分割などの資本政策がないこと
実際には、これらの要素は変動するため、定期的に計画を見直す必要があります。
7. 投資戦略とリスク管理
三菱UFJの株式で月10万円の配当収入を得るためには、4,431万円という大きな投資額が必要です。この金額を一度に投資するのはリスクが高いため、以下のような投資戦略を検討しましょう。
戦略 | 内容 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
ドルコスト平均法 | 毎月一定額を投資 | 株価変動リスクの軽減 | 目標達成までに時間がかかる |
分散投資 | 他の銘柄にも投資 | リスクの分散 | 三菱UFJへの投資額が減少 |
配当再投資 | 受取配当金を再投資 | 複利効果の活用 | 当面の配当収入が得られない |
定期的な見直し | 投資戦略の調整 | 市場変化への対応 | こまめなチェックが必要 |
8. まとめ
三菱UFJは、大規模な金融統合の結果として誕生した日本最大の金融グループです。安定した経営基盤と高配当利回りが魅力の銘柄ですが、月10万円の配当収入を得るためには約4,431万円の投資が必要です。
投資を検討する際は、以下のポイントに注意しましょう:
- 安定した業績と高配当利回り
- グローバルな事業展開
- リスク分散の重要性
- 長期的な視点での投資
三菱UFJの株式投資は、安定した配当収入を得るための選択肢の一つとして検討する価値があるでしょう。ただし、投資は自己責任で行うものであり、十分な調査と慎重な検討の上で判断してください。
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