こんにちは、75歳になったら海外の拠点は引き上げる予定のバンコクで修業中です。
以前、当ブログに『チェンマイで孤独死した義父の銀行口座のお金を回収したい』とのご相談がありました。孤独死は、日本にいる家族にとっても大変な問題です。
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海外じゃなくても『老後、誰からも相手にされない人』は居ると思います。
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海外での生活は、新たな文化や経験との出会いに満ちた冒険です。
しかし、その裏側には、私たちが想像もしない悲しい現実が潜んでいます。
近年、海外在住の日本人の間で「孤独死」が増加傾向にあることをご存知でしょうか?
海外での孤独死:知られざる実態
海外での孤独死は、日本国内での孤独死以上に深刻な問題となっています。言語の壁や文化の違いにより、地域社会との交流が限られがちな海外在住者にとって、孤立のリスクは非常に高いのです。
増加する海外での孤独死
外務省の統計によると、海外で亡くなる日本人の数は年々増加しており、その中には孤独死のケースも含まれています。特に、東南アジアや欧米諸国での報告が目立ちます。
孤独死の定義と特徴
孤独死とは、誰にも看取られることなく亡くなり、その後しばらくして発見される死のことを指します。海外での孤独死の特徴として、以下のようなものが挙げられます:
- 発見までの時間が長い
- 身元確認が困難
- 遺体の処理や帰国に関する手続きが複雑
海外での孤独死の原因
海外での孤独死には、いくつかの要因が絡み合っています。
言語の壁
多くの日本人海外在住者にとって、現地の言語習得は大きな課題です。言語の壁は、日常生活での交流を制限し、孤立感を深める一因となります。
文化の違い
文化の違いは、コミュニケーションの取り方や人間関係の構築に大きな影響を与えます。日本的な遠慮や察する文化が、現地の人々との関係構築を難しくすることもあります。
家族や友人との距離
物理的な距離は、家族や古くからの友人との関係を希薄にしがちです。時差や生活リズムの違いも、コミュニケーションを取りづらくする要因となります。
高齢化と健康問題
海外移住者の中には、リタイア後に移住する方も多くいます。年齢とともに健康問題のリスクが高まり、それが孤立につながることもあります。
孤独死の予防策
海外での孤独死を防ぐためには、個人の努力とコミュニティの支援が不可欠です。
1. コミュニティとのつながりを持つ
- 現地の日本人会や同好会に参加する
- 語学学校やカルチャースクールに通う
- ボランティア活動に参加する
これらの活動を通じて、新しい人間関係を構築し、孤立を防ぐことができます。
2. 定期的な健康チェック
- 現地の医療機関で定期健診を受ける
- 緊急時の連絡先リストを作成し、常に更新する
- 健康状態を家族や友人と共有する
3. テクノロジーを活用したコミュニケーション
- SNSやビデオ通話を利用して、家族や友人との連絡を密に取る
- 緊急時通報システムを導入する
4. 現地の言語や文化の学習
- 語学学校に通う、または個人レッスンを受ける
- 現地の文化イベントに積極的に参加する
5. 帰国の選択肢を持つ
- 定期的に日本に帰国し、家族や友人と過ごす時間を作る
- 健康状態や生活環境に不安を感じたら、帰国を検討する
海外での孤独死:社会的な課題
海外での孤独死は、個人の問題だけでなく、社会全体で取り組むべき課題でもあります。
在外公館の役割
日本の在外公館(大使館や領事館)は、海外在住の日本人の安全と福祉を守る重要な役割を担っています。しかし、人員や予算の制約から、すべての在留邦人を把握し、支援することは困難な状況です。
民間団体の取り組み
NPOや民間団体が、海外在住の日本人支援に乗り出しています。例えば、定期的な安否確認サービスや、緊急時の対応支援などを行っている団体もあります。
技術の活用
IoTデバイスやAIを活用した見守りシステムの開発が進んでいます。これらの技術は、海外在住者の安全確保に大きな可能性を秘めています。
結びに:つながりの大切さ
海外での生活は、新たな可能性と挑戦に満ちています。しかし同時に、孤独や孤立のリスクも高まります。孤独死を防ぐためには、個人の努力だけでなく、社会全体でのサポート体制が必要不可欠です。
私たち一人一人が、海外在住の家族や友人、知人とのつながりを大切にし、定期的なコミュニケーションを心がけることが重要です。また、海外に住む日本人コミュニティの中で、お互いに声を掛け合い、支え合う関係を築くことも大切です。
海外での生活を楽しみながらも、自身の健康と安全に気を配り、必要な時には助けを求める勇気を持つこと。そして、周りの人々とのつながりを大切にすること。これらの心がけが、海外での孤独死を防ぐ第一歩となるのです。
新しい土地での生活を、より豊かで安全なものにするために、今日からできることから始めてみませんか?家族や友人に連絡を取る、地域のイベントに参加する、健康チェックを行う。小さな一歩が、大きな変化をもたらすかもしれません。
海外での生活を選択した皆さん、あなたは決して一人ではありません。つながりを大切に、健康で充実した海外生活を送りましょう。
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