◆海外在住者の海外送金◆マイナンバー無しでも送金可能:ワイズ

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日本から海外送金するには、マイナンバーや高い送金手数料など障害が多すぎ…

一時帰国できず、困り果てた友人から『マイナンバー無しで、格安に送金できた』と連絡。
2011年にイギリスで創業したワイズ、既存の銀行ネットを使わない送金システムとは?

注意:2021年3月10日時点の情報です。マイナンバーの要否に関しては変更の可能性もありますので、ご利用の際、ご自身で確認ください。
海外に移住、ロングステイ、赴任、留学をするには、何かと海外送金(日本⇄海外)する機会が多いですよね。
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引退後に海外移住やロングステイをする方は生活費を、海外に留学する方は留学先への支払いや生活費を、海外赴任する人は生活の立ち上げ費用を、海外移住している人は日本の親族に仕送り、などなど。
管理人は、これまで、仕事でニューヨーク、シンガポール、香港での駐在、そして、現在はバンコクでロングステイ中です。
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海外に赴任や引っ越しとなると何かと入り用で、なんども海外送金をしてきましたが、数万円の送金に5,000円〜8,000円も手数料を取られるのは納得がいきませんでしたね…
近年、世界的なマネーロンダリング対策の観点から海外への送金に厳しい目が向けられています。日本でも海外送金には『ナンバーカード』が必須になっています。
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先日『銀行の非居住者向けサービス』と『マイナンバーカードの提出期限は2021年末』という記事を書いていますので、参照ください。
◆海外在住者の日本の銀行口座◆非居住者サービスは使えるのか?
海外在住・海外赴任者の悩みの種が、日本の銀行口座をどう維持するか? 非居住者に解約を強制する銀行もあり、ゆうちょ銀行も解約もしくは代理人設定を推奨。 一方、メガバンクの非居住者サービスだと非居住者でも適法に口座は維持可能と…
◆海外在住者のマイナンバー◆金融機関へ提出猶予は2021年末まで
マイナンバーの金融機関への提出猶予期限は2021年12月末。 住民票を持たない海外在住者は提出しなくても良いが、海外送金の問題が生じる事に… 一時帰国の際、一旦、住民票を戻してマイナンバーを取得し、提出するのがおすすめ!

 

先日、日本に一時帰国できずに困っていた、タイ在住の友人から『マイナンバーなしでもタイに送金できたよ。しかも、安いんでびっくりしたよ!』とLINEでメッセージがありました。トランスファーワイズを利用したとのこと。
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2月の中旬に『受け取った年金12万円をタイの銀行口座に送って、翌日に入金されてた』と、その時のトランスファーワイズのメールまで転送してくれました。

  • 送金額:120,000円
  • 手数料:1,072円
  • 為替レート(JPY⇒THB):0.283357
  • 受取額:33,699.08 THB
マイナンバーを持ってないから、カスタマーサポートとメールでやり取りして、日本に直接電話したりと苦労したけど、無事送金できたとのこと…
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さらに、タイ在住30年でほぼ日本に戻らない人にも教えてあげたら、マイナンバー無しで問題なく送金できたと。
実は、以前からトランスファーワイズの名前やサービスは聞き齧っていたので気になっていたのですが、ちょっと怪しそうだったので利用したことがなかった…
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で、ちょっと調べてみました。

【Q】 日本の銀行の海外送金手数料っていくら?

高い高いと言われている、銀行の海外送金手数料はいくらなのか調べてみました。
銀行海外送金手数料
オンライン
海外送金手数料
窓口・店頭
三井住友銀行3,500円
SMBCダイレクト
7,500円
三菱UFJ銀行3,000円
三菱UFJダイレクト
7,500円
ゆうちょ銀行3,000円
ゆうちょダイレクト
7,500円
SMBC信託銀行3,500円
プレスティアオンライン
7,000円
楽天銀行   750円:送金手数料 
3,000円:円貨送金手数料
1,000円:海外中継銀行手数料
はじめての海外送金
ネット銀行
店頭無し
近年は、ネット経由で依頼できるので安くなりましたね。
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現在でも店頭や窓口経由で依頼すると、7,000円〜7,500円掛かるので、ネットを利用しましょうね!

【Q】ワイズ:Wiseとは?

【A】
ワイズ:Wiseは、イギリスで2011年に創業した国際送金サービス企業です。
これまでの高コストな銀行間の海外送金システムを利用せず、低コストで海外送金や外貨決済などのサービスを提供しています。

【Q】ワイズ?トランスファーワイズ?どっちが正しいの?

【A】
国際送金サービスを提供する英トランスファーワイズ:Transfer Wiseは社名、ブランド名を「ワイズ:Wise」に変更しました。
同社は世界各国に1100万人のユーザーを持ち、海外送金や外貨決済などのサービスを提供している。既存の国際送金サービスに比べて低コストなのが特徴で、現在の海外送金取り扱い額は月間約6300億円。同社は「銀行経由の送金と比較して、年間約1400億円を節約している」としている。1月には、日本でもデビットカードの発行を開始するなど、本格的にサービスを始めている。⇒ https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2102/24/news073.html

【Q】ワイズのサービスは、違法なサービスじゃないの?

【A】
ワイズ:Wiseは、2009年6月に日本のお役所(関東財務局)から正式に認可を受けた資金移動者です。
当社は、資金決済に関する法律(平成二十一年六月二十四日法律第五十九号、以下「資金決済法」という。)に基づき内閣総理大臣の登録を受けた資金移動業者です(登録番号:関東財務局長第00040号)。 ワイズ公式ホームページ『当社及び関連会社について』
2017年から日本の『三井物産』が資本参加しています。
⇒ https://jp.techcrunch.com/2017/11/04/20171101transferwise-280-million/

【Q】ワイズで海外送金するメリットは?

  1. 送金手数料が格安:既存の海外送金システムを使わない
  2. 為替レートが良い:銀行の手数料が乗せられていない
  3. 簡単にWEBで完結:世界中どこからでもWedで手続きが完了
一番嬉しいのは、送金手数料が安いってことですね!
 

【Q】ワイズで日本から『10万円』送ったら、いくらになるの?

実際に、2021年3月10日現在、日本から10万円送る場合、PayPalなど他の海外送金手段や銀行経由で送ったケースのシミュレーションをWISEが公開しています。

タイに10万円送る時のコスト:

管理人のメインバンクのSMBC信託銀行と比較すると、1,360バーツもお得です!

ベトナムに10万円送る時のコスト:

楽天銀行を使って送るときと比較すると、1,519,483 VNDもお得です!

マレーシアに10万円送る時のコスト:

楽天銀行を使って送るときと比較すると、242MYRもお得です!

【Q】ワイズで海外送金に準備するもの

  1. 身分証明証:運転免許証、パスポート
  2. スマートフォン:認証番号・身分証明証の撮影、アップロードに使用
  3. マイナンバーカード:海外在住者は提出不要
マイナンバーカードに関しては、提出を求められますが海外在住者はそもそもマイナンバーを持っていないので、ご自身の身分証明に日本側とのやりとりが必要になります。

 

送金先銀行・受取人情報(英語)も準備しておきましょう

  1. 銀行名:英語名
  2. 銀行番号:『0001』などの4桁の数字
  3. SWIFTコード:https://wise.com/jp/swift-codes/
  4. 支店名:英語名
  5. 支店番号:『001』などの3桁の番号
  6. 支店住所:英文住所
  7. 口座名義:英語
  8. 口座番号
  9. 受取人住所:英文住所
SWIFTコードなど馴染みがないと思いますが、海外送金の際には必須の情報です。WISEのサイトで検索が可能です。

【Q】ワイズでの海外送金手順は?

  1. ワイズでアカウント登録
  2. 情報入力:送金額⇒送金者情報⇒受取人情報
  3. 本人確認:身分証明証の撮影、アップロード
  4. 銀行振込:ワイズの日本の口座(三菱UFJ)に日本円を振り込む
  5. 入金:ワイズが、海外の銀行口座にその国の通貨を送金
海外送金を依頼する人は、ワイズの三菱UFJ現行の口座に入金すると、ワイズが海外の口座に入金する仕組みです。

【Q】困った時、日本語での問い合わせ先は?

2014年6月に、日本支社を立ち上げて日本語でサポートできるようになったみたいですね。

管理人のつぶやき

ネットを活用できるようになって、海外送金がお得にできる時代になったもんだと感心する管理人です。
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これまでのレガシーな銀行でさえも、ネット経由で送金すると手数料が3,000円程度で抑えられる。ただし、銀行は高コストなシステムゆえに『隠れたコスト』があるとワイズが指摘しているが、事実だろう。為替レートに手数料が加算されていたり…
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ニューヨーク、シンガポール、香港に駐在していたときは銀行・証券会社といった金融機関向けのトレーディングシステムの営業をしていた管理人には、金融機間の高コスト体質を肌で感じてきました。
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ユーザーも賢くならないと…

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