◆タイのワクチン接種◆副反応で死亡補償140万円:忌避率増加中

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タイ政府の調査で、副反応や効果を懸念しワクチン接種忌避の割合が増加中。
政府は、ワクチン接種が引き起こす副作用に対する補償内容(死亡、重度、軽度)を公開。
ワクチン接種によって、死亡もしくは重度の障害で40万バーツ(約140万円)の補償金…
2021年6月4日追記
補償金支払い第一号認定。

投稿日:2021年5月10日 
日本でもワクチン接種を望む人の割合は8割程度と言われ、一定の割合で接種に懐疑的、もしくは明確に拒否している人々は存在します。そのうちの多くの人は『副作用のリスク』『効果が不明』と考えています。
 :
日本の場合、ワクチン接種により死亡した場合の補償は『死亡一時金 44,200,000円』となる模様です…

タイのワクチン調達の目処が立ってきた様ですが、接種を忌避する人々を説得するのはお金???

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タイのワクチン接種忌避率(拒否、不明、中立)が上昇中

タイの保健省が、2021年4月18日〜28日の間で新型コロナのワクチン接種に関するオンライン調査を実施した結果、2020年12月の調査と比べワクチン接種忌避率が上昇した模様。

Min of Public Health *online* survey shows increasing vaccine hesitancy in Thailand. 73% wanted to get vaccinated in Dec. Down to 54% now (10% don’t, 20% unsure and 17% neutral). Number has fluctuated over time. Hesitancy peaked in March (when fewer cases??).

保健省のオンライン調査では、タイでワクチン忌避が増加していることが示されています。 73%が12月にワクチン接種を希望していました。現在は54%にまで減少しています(10%は接種しない、20%は不明、17%は中立) 躊躇は3月にピークに達しました(症例が少ない場合??)。

 

タイ政府はワクチン接種の副作用に対する補償をします

タイ国家健康安全保障局が公開した補償金額がこちら。
副作用の基準補償金上限
(タイバーツ)
補償金上限
(日本円換算)
死亡もしくは重度の障害400,000 Baht約140万円
軽度の障害240,000 Baht約 84万円
怪我もしくは慢性疾患100,000 Baht約 35万円

記事引用先:National News Bureau Thailand

National Health Security Office Offers Compensation for Adverse Reactions to COVID-19 Vaccines

In cases of death or irreversible disability, a maximum of 400,000 baht will be paid per case, while 240,000 baht will be paid for cases of less serious disabilities. As for injuries or persistent illness, the maximum compensation payment is 100,000 baht.

死亡または不可逆的な障害の場合、1件あたり最大400,000バーツが支払われ、軽度の障害の場合は240,000バーツが支払われます。怪我や持続性の病気については、最大補償金は10万バーツです。

厚生労働省:日本の新型コロナワクチン接種による副作用への補償

【Q】副反応による健康被害が起きた場合の補償はどうなっていますか。

【A】
健康被害が予防接種によるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。
一般的に、ワクチン接種では、一時的な発熱や接種部位の腫れ・痛みなどの、比較的よく起こる副反応以外にも、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じることがあります。極めて稀ではあるもののなくすことができないことから、救済制度が設けられています。
救済制度では、予防接種によって健康被害が生じ、医療機関での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。認定にあたっては、予防接種・感染症・医療・法律の専門家により構成される国の審査会で、因果関係を判断する審査が行われます。
新型コロナワクチンの接種についても、健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済を受けることができます。なお、健康被害救済の給付額は、定期接種のA類疾病と同じ水準です。

厚生労働省:現在の予防接種健康被害救済制度

 臨時接種及びA類疾病の定期接種(四種混合、麻しん・風しん、日本脳炎、BCG等)B類疾病の定期接種(インフルエンザ等)
医療費健康保険等による給付の額を除いた自己負担分A類疾病の額に準ずる
医療手当通院3日未満 (月額) 35,000円
通院3日以上 (月額) 37,000円
入院8日未満 (月額) 35,000円
入院8日以上 (月額) 37,000円
同一月入通院 (月額) 37,000円
A類疾病の額に準ずる
障害児養育年金1級 (年額) 1,581,600円
2級 (年額) 1,266,000円
 
障害年金1級 (年額) 5,056,800円
2級 (年額) 4,045,200円
3級 (年額) 3,034,800円
1級 (年額) 2,809,200円
2級 (年額) 2,247,600円
死亡した
場合の補償

死亡一時金 44,200,000円・生計維持者でない場合
遺族一時金 7,372,800円
・生計維持者である場合
遺族年金 (年額)2,457,600円
(10年を限度)
葬祭料212,000円A類疾病の額に準ずる
介護加算1級 (年額) 844,300円
2級 (年額) 562,900円
 

管理人のつぶやき

日本とタイの副作用に関する金額に関して、物価の違いなどもあるので大小を比較しても意味はありませんが、少々、タイの補償額が少ない様にも感じます。
 :
ワクチン接種を忌避する人が一定数いるのは致し方ありませんので、如何にして接種率を上げるかがその国の政府の実力にかかっている様に思います。
 

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