こんにちは、最近、ニューヨークに戻った夢を見たバンコクで修業中です。
最後にニューヨークを訪れたのは、2017年の夏、もう7年も経過してしまいました。ニューヨーク駐在から帰国後も年に1、2回は訪れていたのに…
ニューヨーク駐在時代、私にとってSmokeは特別な場所でした。
マンハッタンの喧騒から少し離れたアッパーウェストサイドに位置するこのジャズクラブは、本場の雰囲気を存分に味わえる隠れ家的スポットです。今回は、Smokeの魅力と、ニューヨークでジャズを楽しむ醍醐味についてお話しします。
Smokeの魅力
親密な空間
Smokeの最大の特徴は、その親密な空間です。30人ほどしか入れない小さな店内で、ミュージシャンの息遣いまで感じられるほどの近さで演奏を楽しめます。この距離感が生み出す臨場感は、他の大型ジャズクラブでは味わえない特別なものです。
私が初めてSmokeを訪れたのは、ある金曜日の夜でした。仕事帰りに同僚に誘われて入ったのですが、その瞬間から魅了されてしまいました。ドアを開けると、まるで別世界に足を踏み入れたかのような感覚。柔らかな照明、煙草の匂いが漂う空気、そしてジャズの生演奏。全てが絶妙に調和し、ニューヨークの夜の魔法にかかったような気分になりました。
実力派ミュージシャン
小さなクラブながら、Smokeには実力派ミュージシャンが多く出演します。新進気鋭のアーティストから、ジャズシーンで名を馳せた演奏者まで、幅広い才能に触れることができます。
私が特に印象に残っているのは、グレゴリー・ポーターでした。
グレゴリー・ポーターは、現代を代表するジャズシンガーの一人です。1971年生まれのアメリカ人で、深みのある豊かな声量と、ジャズ、ソウル、ゴスペルを融合させた独特のスタイルで知られています。
2010年にデビューし、2014年と2017年にグラミー賞最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム賞を受賞するなど、その才能は世界的に認められています。ナット・キング・コールやビル・ウィザースの影響を受けつつ、独自の音楽性を確立し、ジャズの枠を超えて幅広い音楽ファンを魅了しています。
常に帽子を被っている独特の外見も、彼のトレードマークとなっています。
TVに映し出された、来日公演したグレゴリーポーターを見て、Smokeでの姿が思い出されました。
美味しい食事
Smokeは「Jazz & Supper Club」を謳っているだけあって、食事も評判が高いです。ジャズを聴きながら美味しい料理を楽しめるのも、このクラブの魅力の一つです。
私のお気に入りは、スモークサーモンとクリームチーズのカナッペ。ワインと一緒に楽しむと、音楽との相性が抜群です。また、デザートのニューヨークチーズケーキも絶品。濃厚でありながら、しつこくない味わいが特徴です。
おすすめの楽しみ方
- 早めに予約を:人気のクラブなので、事前予約がおすすめです。特に週末は混み合うので、少なくとも1週間前には予約しておきましょう。
- バーカウンター席を狙う:ミュージシャンとの距離が最も近く、臨場感抜群です。私はいつもここを選びます。演奏者の表情や指の動きまで見られるのは、貴重な体験です。
- セットの合間に会話を:ミュージシャンとの距離が近いので、セット間に気軽に話しかけてみましょう。彼らの多くは、音楽への情熱や経験を共有することを喜びます。
- 周りの観客とも交流を:Smokeには様々な国籍の人々が訪れます。隣の席の人と会話を交わすのも、ニューヨークならではの楽しみ方です。
- 深夜セッションを楽しむ:週末の深夜には、しばしばジャムセッションが行われます。予定が許すなら、この即興演奏を楽しむのもおすすめです。
ニューヨークでジャズを楽しむ醍醐味
Smokeでの体験は、ニューヨークのジャズシーンの縮図とも言えます。この街でジャズを楽しむ醍醐味は、単に音楽を聴くだけでなく、その歴史や文化、そして人々の情熱を肌で感じられることにあります。
ニューヨークは、ジャズの発祥地ではありませんが、その発展に大きく貢献した街です。1920年代のハーレムルネサンスから、ビバップ、クールジャズ、フリージャズまで、様々なジャズの潮流がこの街で生まれ、育まれてきました。
Smokeに足を踏み入れると、そんなジャズの歴史が息づいているのを感じます。壁に飾られた往年のジャズメンの写真、古びたが味わい深い内装、そして何より、演奏者たちの真摯な姿勢。これらが一体となって、ニューヨークのジャズの魂を体現しているのです。
ジャズを通じて見えるニューヨークの多様性
Smokeで過ごす時間は、ニューヨークの多様性を体感する機会でもあります。演奏者、スタッフ、そして観客。様々な人種、国籍、バックグラウンドを持つ人々が、音楽を通じて一つになる瞬間を目の当たりにできます。
ある夜、隣に座った年配の紳士と会話を交わす機会がありました。彼はニューヨーク生まれのジャズ愛好家で、若い頃からこの街のジャズシーンを見てきたそうです。彼の話す往年のジャズメンたちの逸話や、ニューヨークのクラブの変遷は、まるで生きた歴史書のようでした。
このような出会いも、Smokeの魅力の一つです。音楽を通じて、世代や文化の壁を越えた交流が生まれるのです。
最後に
Smokeでの体験は、ニューヨークの夜の魅力を凝縮したものです。本場のジャズを肌で感じ、音楽と食事を楽しみながら、忘れられない思い出を作ってください。
ニューヨーク旅行の際は、ぜひSmokeでジャズナイトを過ごすことをおすすめします。そこで味わう音楽と雰囲気は、きっとあなたの心に深く刻まれることでしょう。
Smokeは単なるジャズクラブではありません。それは、ニューヨークの魂を感じられる特別な場所なのです。この街の持つエネルギー、多様性、そして芸術への情熱。全てがこの小さなクラブに凝縮されています。
ニューヨークを訪れたら、ぜひSmokeで特別な夜を過ごしてみてください。きっと、あなたのニューヨーク体験をより豊かなものにしてくれるはずです。
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