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◆老齢年金を増額する為のWPP理論と戦略とは?◆ゆたかな老後

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老齢年金の受取額を増額する為、繰下げ受給をすると最大42%増額(5年繰下)が可能
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65歳から受け取る場合と繰下げた場合の受け取り金額の損益分岐年齢は82歳
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70歳までバリバリ働く人や長生きの家系の人はお得だけど、資産運用も必要

日経新聞の『目指せ、年金増額 今こそ「WPP」に注目』が気になり、ちょっと読んでみました。

この記事は『繰り下げ受給によって増額された年金を生涯受け取るために、公的年金「以外」を活用するという視点』を探った内容です。

ここで『WPP理論』と言っているのが、長く働いて(W)、その間は私的年金(P1)を活用し、公的年金(P2)の受け取りを遅らせ、最大化しようと言う理論?どちらかかといえば、戦略だと思います。

  • W:長く働く(Work Longer)
  • P1:私的年金(Private Pensions)
  • P2:公的年金(Public Pensions)
その戦略を掘り下げる前に、年金の受給を繰り下げたら、いくら増えるのか?その損益分岐年齢は幾つなのか知りたいですよね。

【Q】そもそも、年金の繰下げ受給と増額率の関係は?

「年金の繰下げ受給」は、65歳から受給することができる老齢基礎年金を、最長70歳まで遅らせることにより、年金受給額を増やすことができるという制度です。その増額率は大きく、1年で8.4%、5年繰下げると42%も受給額が増えます。

仮に70歳からの受給に繰下げた場合を想定してみましょう。先述のように満額で月の受給額が約6万5,100円の場合、受給額は9万2,500円となります。
では、65歳から受給した場合と繰下げた場合では、どちらが得になるのでしょうか?
分岐点は82歳。それ以上長生きして年金を受け取り続けるならば、65歳から受給した場合と比べて70歳から受給した場合の方が累計の受給額が増えていくことになります。年金を受給せずに70歳まで生活費を確保できれば、年金を繰下げ受給することで、将来への備えをさらに厚くすることができるでしょう。

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若い頃から、70歳まで生きれば充分だと思っている管理人にとっては、70歳から年金受け取り開始などと言う考えは1ミリもないのだが…
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パートナーが『あなたの様なお気楽な人は長生きしてしまうのよ』といつも言うし、人生100年時代なのでちょっとねえ…

増額された年金を終身でもらうためのWPP戦略

本来の受給開始年齢である65歳ではなく、66歳以降に年金を受け取り始めることで年金額を増やす選択肢「繰り下げ」を選びたいのなら、繰り下げている期間のお金をどうやりくりするかという問題を片付ける必要があります。

受給開始を遅らせる事により増額する前提の戦略です。
でも、遅らせた期間はどうやっておまんまを食べるのか気になりますよねえ…

WPP戦略①:働く期間を純粋に延ばす

これは手元の老後資産を取り崩すこともなく、引退年齢を60歳代後半にシフトさせることで年金増額を勝ち取る、シンプルな方法です。
ただし、日々の生活やライフスタイルを維持できる程度の年収が必要となるため、65歳以降も会社から必要とされるだけのビジネススキルを有することが前提となります。
50歳でアーリーリタイアを志向してきた管理人にとって最も肌に合わない戦略ですが、日々の生活やライフスタイルを支持できる年収を得るためには必要ですね。

WPP戦略②:働かずに老後資金を取り崩す

2つめの方法は逆に「仕事を辞めて無収入になっても、あえて公的年金の受給を繰り下げる」という方法です。つまり手元の資産を取り崩しながら何年か生活をし、繰り下げ受給による年金増額を選ぶやり方です。

管理人の思考にあったやり方がこれですかね。
ただ単純に切り崩していくだけだと不安しかないので、資産運用は必須ですね。

WPP戦略③:長く働きつつ老後資金の取り崩しも使う

ここまでの方法は「働くか、取り崩すか」という二者択一で説明しましたが、組み合わせる方法も考えられます。
65歳以降はのんびり仕事を継続し、年収が下がった分、iDeCoや企業年金の受取額を組み合わせて生活費をまかないます。

WPP戦略③は、65歳以降も働き続ける前提です。
サラリーマンだけやってきた人にとっては、65歳以降も雇用してもらえるかが難しい問題だと思います。そのためには、雇用され続けるスキルや健康面のメンテも必要ですね。

WPPにはシミュレーションやアドバイザーの力が必要に

年金受け取りのアドバイザーというと今までは主に「手続き」の面に焦点が当たっていました。書類を整えて裁定請求(年金を受け取る手続き)を無事終わらせるお手伝いをするイメージですが、WPP時代にはそれでは力不足になります。

各個人に選択の余地が大きくなるのは嬉しいですが、意思決定が難しくなるのも困った話です。意思決定は慎重に

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管理人のつぶやき

そもそも、70歳まで生きれば充分と思っているので繰下げ受給などの考えは毛頭ありません。ただし、母型の家計は長生きの家計で90歳以上まで生きたお爺さん・お婆さん、おばさんも多く、私もリスクがあるのは事実です。
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人生100年時代なので、リスクを考慮した不労所得マシーンを早めに仕込む必要があるかもしれません。
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