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◆海外で働くために求められるスキルとは?◆海外就職のすすめ

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海外駐在であれ、現地採用であれ、海外で働くために求められるスキルは共通。

第一に業界・業務のプロフェッショナルであることで、マネジメント能力と英語が続く。

特に、東南アジアで働く場合は、ローカルスタッフの管理など必要に迫られる。

先日掲載した『◆海外駐在と現地採用の待遇は天国と地獄なの?◆海外就職のすすめ』では、待遇の差について書きましたが、今回は、求められるスキルについてお伝えしたいと思います。
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管理人は、新卒で入社した日立で海外営業に配属され、ニューヨーク、シンガポール、香港で海外駐在しマネジメント経験を積んできました。
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帰国直後に、伸び盛りの米国のシスコシステムズに転職し、以降、ドイツのSAP、米国のSASなど複数の外資系企業で営業、チーム・マネジメント、カントリーマネージャなども経験しています。
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この外資系企業での採用の経験やタイの日系企業で採用も行なった管理人の経験をお伝えします。

参考記事:

◆円安だし、いっそ海外で働きますか?◆海外就職基本情報◆
近年、グローバル化の進展に伴い、海外での就職・転職・現地採用が、選択肢の一つに。海外はワークライフバランスが充実し、グローバルな経験が積めて市場価値の向上も。新型コロナの影響もあり駐在員ではなく、現地採用に裁量を持たせる企業が増加中。
◆海外駐在と現地採用の待遇は天国と地獄なの?◆海外就職のすすめ
海外で日本人が日系企業で働く場合、大きく分けて海外駐在、もしくは現地採用。多くの日系企業は中途採用者を短期間で海外駐在させるのは稀で、現地採用を多用。両者の間には大きな待遇の違いが存在し、それを理解してこそ良好な関係の保持が可能…

【Q】海外で働く場合の採用のパターンとは?

【A】
大きく分けて、4つのパターンです。
  1. 日系企業から赴任する海外駐在
  2. 日系企業の現地採用:日系企業の海外法人、現地子会社に採用される
  3. 非日系企業の現地採用:例えば、欧米系の保険会社のコールセンターなど
  4. 現地系企業の採用:その国で設立された会社に採用
どのような採用パターンであれ、海外で働くことに違いはありません。

【Q】海外で働くために求められるスキルとは?

【A】
海外で働く上では、どんな役割であれ、どんな採用のパターンであれ、求められるスキルというのが、3つ存在します。
  • 業界、業務のスペシャリストであれ
  • マネジメント能力を身につけろ
  • 英語は、最低限のコミュニケーションツール

業界、業務のスペシャリストであれ

業界、業務のスペシャリストであるべきなのは、国内での転職でも変わりません。
特に、海外で求められるのは、語学ではなくこれらの知識や経験であることが多いです。
文化や言葉は多少時間をかけても身につけることができますが、これらの知識は海外に行ってからたやすく身につけられるスキルではないからです。
管理人は、タイのバンコクで採用する際にも、業界経験、業務の知識経験、その職種での経験を重要視して採用してきました。
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特に、営業などの職種は、応用範囲の広い職種ではない方お思われがちですが、少ない人数で営業活動を行うような業務が多い海外就職では業界知識や業務経験の方がより重要です。

マネジメント能力を身につけろ

マネジメント能力を磨くことが重要です。
これは、国内での転職でも同じです。
マネジメント経験のない人材をいきなり管理職にする会社はどこにもありません。
海外就職でも同じです。
海外でも、マネジメント経験のない人間をいきなりマネージャーとして採用する事はありません。
ただし、ローカルスタッフが付けられることもあり、マネジメントは避けることができない状況は必ず発生します。
マネジメント能力といっても定義が曖昧ですが、ここではプロジェクトマネジメント能力と思っていただければ良いと思います。
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現在、会社の経営資源と呼ばれる『人、物、金、情報』を制することが重要とされています。
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これらの経営資源をプロジェクト・マネジメントする能力が求められます。

英語は、最低限のコミュニケーションツール

英語は必須スキルです。
海外転職の記事の中には『海外で働くのに英語は必要なし、安心してください』などとの記載をよく見かけます。
職種によっては、日本人だけの職場で職務上は外国語を一切求められない職場もあります。
もし、あなたが会社に住んで、会社の人とだけ付き合って、外に一切出ないのであれば問題ないでしょうが。
英語は、最低限の海外生活をする上での必須のツールです。
最初の生活を立ち上げる上で、現地の人たちとコミュニケーションを多く求められます。
英語を話せることによる『より良い仕事』にありつける確率が上がる事は間違いありません。
現地の言語を話せるのは、有効です。
ただし、優先順位は英語が上です。
例えば、管理人が住んでいるタイでのお話です。
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タイ語の日常会話を求める会社が非常に多いです。
なぜなら、英会話のできるタイ人は少ないので、そのようなタイ人は給料が高いです。そのような職場では、タイ語をできる日本人は重宝されます。
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英語ができずタイ語しかできない人が居たとします。
その人は、現地の英語のできないタイ語だけのスタッフとのコミュニケーションは上手ですが、英語を話すマネジメントとの会話に困ってしまいます。さて、その人はマネジメントチームと一緒に仕事をする機会に恵まれるでしょうか?
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管理人は、バンコクで現地採用として採用されましたがタイ語は全く話せませんでした。しかし、業務を遂行する上では問題は少しでした。私のチームのメンバーは英語のできる人間だけだったからです。

管理人のつぶやき

海外で働くための第一歩は、現地の文化、習慣、食事に慣れることができるかだと思います。
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旅行で行くのは簡単です。
短期間、嫌な事があっても我慢できますし、少々意味が通じなくてもコミュニケーションが取れます。多少、食事が合わなくても、現地の人の行動に不満を抱いても、日本に帰れば良いのですから。
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でも、現地で働くということは、現地の文化を理解し、現地で一人で生活し、毎日食事をしなければなりません。
しかも、毎日、日本食を食べるわけにはいきませんので、食事はことさら重要です。
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あなたは、日本食がないと生きていけない人ですか?

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