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純資産100万ドル以上の富裕層、裕福な年金受給者、高度スキルの専門職などが対象。
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更新可能な10年ビザ取得や90日レポート軽減などメリットも多いが…
日本の水際対策も緩和され、入国72時間前のコロナ検査(PCR検査)証明の提出が不要となり、日本への一時帰国者や海外に出かける人のハードルも下がり始めました。
参考:◆入国前コロナ(PCR)検査免除◆9月7日以降の入国者対象
タイでは、コロナ前の様に、富裕層や投資家を呼び込むために、最大10年の滞在可能なビザの発行を開始しました。
- 純資産100万米ドル以上の富裕層
- 裕福な年金受給者
- 海外の有力企業で働くリモートワーカー
- 高度なスキルを持つ専門職
富裕層で純資産100万ドル、現在の日本円で1.3~1.4億円程度の資産家なら普通にいるでしょう。
ただし、年間所得が8万ドル以上、日本円で1.0~1.1千万円も稼いでる人は少ないでしょうね。
日本でたくさん資産運用してる人は、タイに住めないしねw
- 更新可能な10年ビザ取得
- 90日レポートを1年に延長
- 再入国許可申請の免除
- 個人所得の免税または減税
- タイでの就労許可、等
主なメリットの中では、90日レポートが一年間隔になるのは嬉しいですね。
申請費用が22万円って、どうなんでしょう。
タイ長期居住者ビザ(Long-term Resident Visa:LTRビザ)の受付開始
出所:在東京タイ王国大使館 2022年09月01日
■英語:https://ltr.boi.go.th/documents/LTRbrochure_EN.pdf
■日本語:https://www.boi.go.th/upload/content/LTR_JP.pdf
LTRビザは、BOI運営の専用オンラインサイトでBOIによる書類審査の後、審査結果が申請者へ送られます。BOIより承認を受けた申請者は、60日以内にタイ王国大使館、タイ王国総領事館、またはタイ入国管理局にてビザの申請が可能です。在東京タイ王国大使館で申請する場合は、事前申請予約を取り、お越しください。LTRビザの申請料は1名につき220,000円です。
LTRビザに関するご質問は、以下のお問い合わせ先にご連絡ください。
■お問い合わせ先(タイ国内のみ):
タイ投資委員会(BOI)エクスパート・サービス部
ビザ・労働許可証のワンストップサービスセンター(OSS)
電話番号:+66-2209-1100 内線1109-1110
メールアドレス:ltr@boi.go.th
9月開始の長期滞在者(LTR)ビザの概要、投資委員会が説明
出所:JETRO
LTRビザの対象となる外国人は以下の4つのカテゴリーに分類され、それぞれ以下の条件を満たす必要がある。
1.富裕層
- 純資産額:100万ドル以上
- 個人所得(ビザ申請前の直近2年間、以下同):年間8万ドル以上
- タイの国債、企業・公社、ベンチャーキャピタル、不動産への投資額が50万ドル以上
2.裕福な年金受給者
- 50歳以上で定期的な年金収入あり
- 個人所得:年間8万ドル以上。または年間4万ドル以上8万ドル未満で、タイの国債、企業・公社、ベンチャーキャピタル、不動産投資額が25万ドル以上
3.タイで働くプロフェッショナル(専門家)
- 個人所得:年間8万ドル以上。または年間4万ドル以上8万ドル未満で、修士号以上の学位取得者、知的財産の所有者、シリーズA資金(注2)の調達者のいずれかに該当
- 雇用主の場合:出身国で証券取引所に上場している公開会社(または創業3年以上の会社)かつ、申請日までの直近3年間の売上高の合計が1億5,000万ドル以上
- 申請日までの直近10年間に、現在の雇用に関連する分野での実務経験が5年以上
4.高度専門職
- 個人所得:年間8万ドル以上。または4万ドル以上8万ドル未満で、科学技術分野の修士号以上の学位、またはタイでの職務に関連して高度な専門知識を有する者
- タイのターゲット産業(注3)に従事、またはタイ政府機関、タイ国内の高等教育機関、研究機関、専門教育機関のいずれかに勤務(ただし、タイ政府機関、タイ国営組織に勤務する場合は所得条件なし)
1~4のいずれも、5万ドル以上の健康保険、またはタイ国内での入院・治療費を保証する有効な社会保障、または10万ドル以上の銀行預金を有している必要がある。なお、扶養家族は、20歳までの子供を含む最大4人まで認められる。
9月1日以降、LTRビザの取得希望者はオンラインで申請できる。ビザ取得の許可が出た者は、各国にあるタイ大使館・領事館、またはタイ国内の移民局でLTRビザを取得できる。または、バンコク市内のチャムチュリースクエア内/各県労働局内にあるワンストップサービスセンター(OSS)でビザやデジタル労働許可証を受け取ることができる。
(注1)駐在員やその家族など90日以上タイに継続して滞在する者は、90日ごとに居所などを通知する「TM47」フォームを入国管理事務所に提出することが義務付けられている。
(注2)投資家が企業に投資する段階(投資ラウンド)の1つで、呼び名によって、企業の成長段階がわかる。
(注3)タイの国家指針「タイランド4.0」の下、政府は電気自動車やロボット、バイオなど12の産業を投資促進すべきターゲット産業に指定している。
(北見創、シリンポーン・パックピンペット)
管理人のつぶやき
毎年更新しなければならないとか、90日レポートはあっても、毎年1,900バーツで更新できるリタイアメントビザで十分な気もしますが、皆さんはご興味ありますか?
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