◆マレーシア全土で完全ロックダウン:6月1日〜◆在マレーシア日本国大使館

この記事は 約9 分で読めます。

マレーシア政府は、6月1日からのマレーシア全土でのロックダウンを発表。
新型コロナ変異種インド株で感染爆発中のインドを超えるペースで感染拡大。
ロックダウンは厳しい措置で6月1日から14日まで、すべての社会・経済活動は許可されない。
2021年7月8日追記
マレーシアでは『反政府活動の黒旗運動』が…
 
2021年6月17日追記
6月15日、ムヒディン首相が、国家回復計画について特別声明。
◆マレーシア:国家回復計画◆完全ロックダウンから復活の4フェーズ
2021年6月1日から完全ロックダウンに突入のマレーシアで、首相が国家回復計画発表。 声明では、新型コロナ規制解除の為には人口の60%がワクチン接種などの条件が明記。 政府は、2021年2月、在留邦人もワクチン接種計画に織込まれている事を発表。
 
2021年6月12日追記
マレーシア政府は、完全ロックダウンの2週間延長を決定。

インド超える猛威でロックダウン マレーシア来月から

記事引用先:TBS

マレーシア政府は28日、新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、来月1日からロックダウンを実施すると発表しました。
 食料や生活必需品を蓄えておこうと、スーパーマーケットに集まる大勢の客。マレーシア政府は28日、日常生活に必要な業種以外の経済活動を厳しく制限するロックダウンを、来月1日から実施すると発表しました。
 イギリス・オックスフォード大学などの調査によりますと、マレーシアでは28日の時点で、人口100万人あたりの7日間平均の新規感染者数が223人と、感染が深刻なインドの149人を超えるペースで拡大しているほか、変異ウイルスの感染も広がっているとみられます。ロックダウンの期間は2週間で、マレーシア全土が対象となります。

 

【新型コロナウイルス】マレーシア「完全ロックダウン(FMCO)」第1段階における規制(SOP)(2021年5月30日)

在マレーシア日本国大使館

●5月30日、イスマイル・サブリ上級大臣兼国防大臣及びノルヒシャム保健省医務技監が合同記者会見を行い、6月1日から開始されるマレーシア全土での「完全ロックダウン(FMCO)」第1段階における規制(SOP)の内容について発表がありましたので、主な概要をお知らせします。今後、マレーシア国家安全保障会議(NSC)等から更なる詳細が発表される可能性がありますので、ご注意ください。
●6月1日から14日まで、すべての社会・経済活動は許可されない。ただし、以下の17の必要不可欠なサービスに指定されるものが例外となる。
(1)飲食(ペット用食料品を含む)
(2)健康管理・医薬(動物病院/クリニック/サービス・健康維持食品(サプリメント)を含む)
(3)水道
(4)エネルギー
(5)安全保障、防衛、緊急、福祉及び人道支援
(6)固形廃棄物処理、公共の清掃サービス、下水道
(7)陸上・航空・海上交通機関
(8)港、造船所、空港の運用とサービス(積込み、輸送、保管等)
(9)通信(メディア、電気通信、インターネット、郵便、報道等)
(10)銀行、保険(タカフルを含む)、資本市場
(11)コミュニティクレジット(住宅ローンのみ)
(12)電子商取引、情報技術
(13)燃料及び潤滑剤の生産、蒸留、貯蔵、供給、流通
(14)ホテル、下宿(隔離目的のみで観光目的は不可)
(15)必要不可欠な建築(保守・修理)
(16)林業サービス・野生生物
(17)物流(ロジスティクス)(必要不可欠なサービスの提供に限定される)
●期間中、操業が許可される製造業及び製造業関連サービス部門は以下のとおり。
【キャパシティ(60パーセントの労働力)】
(1)航空宇宙(メンテナンス、修理、オーバーホール(MRO)を含む)
(2)食品及び飲料
(3)包装及び印刷材料(医療、食品に関するもののみ)
(4)パーソナルケア製品及び清掃用品
(5)ヘルスケア及び医療(栄養補助食品を含む)
(6)ゴム手袋を含む個人用保護具(PPE)、および火災安全装置
(7)医療機器部品
(8)電気及び電子機器(世界経済チェーンの中で重要なもの)
(9)石油及びガス(石油化学製品を含む)
(10)機械及び装置(医療、食品に関するもののみ)
(11)個人用防護具製造用のためだけの繊維製品
(12)燃料及び潤滑剤の生産、蒸留、貯蔵、供給、流通
(当館注:なお、国際貿易産業省(MITI)の発表では、「(10)化学製品」が追加され、それ以降の番号が繰り下がっているほか、ウォームアイドル(10パーセントの労働力で操業可能)として、1,自動車(車両・部品)、2,鉄・鉄鋼、3,セメント、4,ガラス、5,セラミックが追加されており、同省に確認中。)
●以下の産業については、出勤キャパシティは最適化が可能(当館注:出勤60パーセント制限は適用されない。)。
(1)農業、漁業、畜産業及びそれらのチェーン産業(例:肥料・農薬販売店、アブラヤシの加工工場等)
(2)プランテーション業、商品先物取引業とそれらのチェーン産業(パーム油、ゴム、コショウ、ココア)
(3)建設業(必要不可欠なメンテナンスと修理作業、主要な公共インフラの建設工事、集中労働者地区(CLQ)または建設現場の労働者用の宿泊施設を提供するための建物の建設工事。)
●店舗の営業時間
下記店舗は午前8時から午後8時まで営業が許可される。
(1)商業施設は閉鎖。
【例外】ショッピングモール、スーパーマーケット、商店、百貨店内の食料品店、生活必需品、パーソナルケア、薬局、コンビニ、ミニマート、テイクアウトや宅配が可能なレストランが設置されている場所は営業を許可。
(2)コインランドリー(セルフサービスを含む)
(3)ペット用品・食料品店
(4)眼鏡屋・光学製品店(コンタクトレンズ等)
(5)ハードウェア店
(6)車の修理・整備・部品交換店
(7)電子商取引(全ての製品カテゴリー)
(8)卸売り及び流通(必要不可欠なサービスのみ)
●移動制限関連
・食料品、薬品、栄養補助食品及び生活必需品の購入のための外出は、一世帯から2名まで居住地から半径10キロメートル以内で可能。
・医療(PCR検査を含む)と緊急の場合のみ、患者を含む最大3名が、居住地から半径10キロメートル以内、または半径10キロメートル以内に医療機関がない場合は居住地から最も近い医療機関へ行くことが可能。
・タクシーとe-hailingは運転手を含めて2名のみが乗車可能。乗客は後部座席に座ること。
・従業員の輸送、バス、高速バス、LRT、MRT、ERL、モノレール、フェリー等の陸上・海上公共交通機関は、飛行機を除いて、50パーセントまで乗車容量を抑えれば営業を許可(営業時間と頻度は運輸省の指示による)。
・公務員の出勤率は、必要不可欠な職務(フロントライナー、セキュリティ・防衛を含まない)は20パーセントまで、その他は100パーセント・テレワーク。ただし、必要不可欠なサービスに指定された民間部門の職員の出勤率は操業・管理を含め60パーセントまで。
・既に発行されたすべての出勤許可証を含む越州許可証(地区を含む)は5月31日で失効となり、6月1日以降の出勤許可証は関係省庁から、医療・緊急時の越州許可証(地区を含む)は警察からの新規発行がそれぞれ必要となる。
・期間中、遠距離夫婦の越境は許可されない。
(以下は、奨励事項)
・午後8時以降の外出禁止令は施行されないが、営業時間が基本的に午後8時までとなるので、午後8時以降は全国民が自宅にいることを政府は希望する。
・子供を含めた未成年者の間で感染拡大が見られるので、教育機関も閉鎖した。モール等公共の場所で大衆が集まる所に子供が行かないことを希望し、子供達が常に自宅で過ごす状態を確保したい。
●必要不可欠なサービスに指定された経済部門は、基本的に、すべて午前8時から午後8時まで営業可能。例外は以下のとおり。
(1)市場(午前6時から午後2時まで)
(2)管理された生鮮市場(午前7時から正午まで)
(3)ファーマーズマーケット、MyFarmアウトレット、地方農協複合施設(午前6時から午後4時まで)
(4)卸売市場(深夜0時1分から午前6時まで、午前11時から午後4時まで)
(5)ガソリンスタンド(午前6時から午後8時まで)(高速道路上のガソリンスタンドは最大24時間稼営業可能)
●保育所、幼稚園、私立幼稚園、保育園、私立・国際・駐在員学校の幼稚園及び4歳から6歳のための精神発達センターは、フロントライナー及び両親が共働きの家庭のためにのみ営業が可能。
●宗教関係
・モスクとスラウでの祈りは最大12名まで可能。
・宗教当局及びモスクでのイスラムの婚姻の儀式は、州の宗教当局の決定に従って出席を許可される。
・非イスラム教徒の礼拝所での活動は、最大12名の礼拝所委員会のメンバーのみに制限され、信者の立ち会いは許可されない。
●オープンエリアで個人が行うスポーツ・レクリエーション活動はジョギングとエクササイズに限られ、最低2メートルから3メートルの物理的距離を確保し、近隣または同じ地区内の任意のエリアでSOPに従って行われものに限られる(当館注:現行活動制限令(MCO)のSOPと比較し、サイクリングが除外されている)。
●本日の合同記者会見については、以下をご確認ください。
https://twitter.com/MINDEFMalaysia/status/1398960781790646275
●SOPの詳細については以下のNSCのウェブサイトをご確認ください。
https://www.mkn.gov.my/web/ms/sop-pkp/
○不要不急の外出は控え、今後も、SOPの順守に加え、人混みを避ける行動や、適切なマスクの着用、うがい・手洗いの励行など、基本的な感染症予防対策に努めてください。
○現在、外務省はマレーシアに対して「感染症危険情報レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出しています。詳細は以下を御確認ください。
外務省海外安全ホームページ:マレーシア
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_017.html#ad-image-0
当館ウェブサイトページ
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_31032020.html
○また、サバ州東海岸のうち、サンダカン、ラハ・ダトゥ、クナ及びセンポルナ周辺地域に危険情報「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」が、サバ州東海岸のうち上記「レベル3」発出以外の地域(タワウを含む)に危険情報「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」が発出されています。
○在留邦人、渡航者の皆様におかれては、引き続き、マレーシア関係当局及び各種メディアから、最新の情報を入手するよう努めてください。各州政府が独自の規制を行っている場合もありますので、お住まいの地域の状況について、報道や各州政府ウェブサイト・SNS等を通じ、御自身での情報収集に努めてください。
(現地公館連絡先)
〇在マレーシア日本国大使館
住所:No.11, Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala Lumpur, Malaysia
電話:(03)2177-2600(代表)
ホームページ: https://www.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
〇在コタキナバル領事事務所
住所:No.18, Jalan Aru, Tanjung Aru, 88100 Kota Kinabalu, Sabah, Malaysia
電話:(088)254-169
ホームページ: https://www.kotakinabalu.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

読んだよのクリックが励みになります!

👇ほかの人のブログをご覧になりたい方はこちら👇

◆日本人のタイ入国は?

◆サンドボックスの落とし穴◆同乗者感染で強制隔離14日間へ
タイではデルタ株が猛威、1日の陽性が9,000人を超え事実上のロックダウン突入。 一方、政府肝いりのサンドボックス実証実験は粛々進行中に思わぬ落とし穴が。 ドバイからの観光客の陽性が確認され、同じフライトの13人が強制隔離施設へ…
◆タイ入国◆強制隔離14日間に逆戻り+医療ビザ一時発行停止
タイでは新型コロナ第三波が到来し、短縮されていた強制隔離期間が14日間に逆戻り。 4月から強制隔離は10日間に、ワクチン接種者は7日間に短縮されていたが、一律14日に。 あわせて、メディカルビザの発行も感染状況が改善されるまで一時発行停止に。
◆タイ入国:隔離検疫ASQホテルリスト◆最高22万B〜最安3万B(14泊)
タイへの入国には、14日間の強制的な隔離検疫が義務化されている。 外国人は、タイ政府が認定したホテルへの滞在が必須。ホテルは病院と提携し、パッケージには、1日三食、無料Wifi、24時間看護が含まれる。

◆タイのワクチン接種に関する記事はこちら

◆タイのワクチン調達計画◆アストラゼネカじゃダメ?
2021年7月27日、在タイ日本国大使館が在留邦人向けワクチン接種に関するセミナーを開催。 セミナーでは、在留邦人向けにアストラゼネカ製ワクチン接種プログラムを後日公開と発表。 前日に発表されていたバムルンラード病院の予約開始は誤りと指摘…
◆アストラゼネカ予約再開◆バムルンラード病院:日本寄贈
日本政府寄贈のアストラゼネカ製ワクチンの接種予約サイトがバムルンラード病院から。 病院の専用サイトからの申し込み後、提供可否のSMSもしくはメールが送信される。 在タイ日本大使館から7月27日14時のセミナーで発表と想定、事前の予約がおすすめ!
◆アストラゼネカ初回接種◆副反応は?重症化・デルタ株に効果?
ASEAN諸国ではシンガポールを除き多くの国で採用のアストラゼネカ社のワクチン。 そもそもデルタ株はなぜ感染力が強いの?効果はあるの?ワクチンは重症化を防げるの? アストラゼネカのワクチン接種後の副反応や血栓との関係も気になる…
◆バムルン病院でモデルナ予約◆2021年11月接種開始予定
バンコクのバムルンラード病院で、7月9日(金)午前9時モデルナ製ワクチンの予約開始。 接種可能時期は2021年11月、値段は1本1,650B、他のワクチン接種者にも対応。 対象は18歳以上、ワクチン未接種者を優先し、シノバック接種済は1回予約可能。
◆タイのワクチン接種◆副反応で死亡補償140万円:忌避率増加中
タイ政府の調査で、副作用や効果を懸念しワクチン接種忌避の割合が増加中。 政府は、ワクチン接種が引き起こす副作用に対する補償内容(死亡、重度、軽度)を公開。 ワクチン接種によって、死亡もしくは重度の障害で40万バーツ(約140万円)の補償金…

◆タイの新型肺炎、コロナウィルス 関連記事

◆在外邦人の帰国ワクチン接種◆7月19日インターネット予約開始
在外邦人向け『一時帰国ワクチン接種』インターネット予約受付が7月19日(金)開始。 対象は、在外邦人で住民票を持たない(転出届を提出済み)、接種時に満12歳以上の方。 在外邦人でも日本に住民票がある者、帰国時に転入届を出した場合は対象外。
◆タイでPCR検査費用◆バンコクで日本語対応3大病院+コロナ治療概算費用
新型コロナの感染が疑われる時には、一刻も早くPCR検査を受けたいですね。 バンコクの三大病院でもPCR検査が可能です。ただし、1日の対応可能数には限りがあり、通常の治療が必要な患者さんを優先しましょう。
◆タイのコロナ:保険補償額確認要◆重症化の医療費が最大で1千万円
海外で新型コロナに感染した場合、海外旅行者保険が適用可能。但し、海外では医療費が高額。タイのサミティベート病院の日本人医師によると重症化してICUなどに長期入院の場合最大で1千万円。一般的保険は200〜300万円程度。あなたの保険は?
◆海外旅行保険◆新型コロナに感染したら保険適用されるのか?
日本国内では、2020年3月6日、新型コロナウィルスのPCR検査は健康保険の適用。また、感染後の治療費に関しては『指定感染症』の為、公費の負担。では、海外旅行中の検査や治療費は海外旅行者保険で適用されるのか?