◆タイのポストコロナ◆医療崩壊を起さなかった理由と医療ツーリズム

この記事は 約5 分で読めます。

タイは、国内での新規感染者ゼロが続き、感染者数に対する死者の割合が低い事が海外で評価されている。
一方、感染抑制に大きく貢献したメディカルツーリズムに危機が訪れている。海外からの富裕層を迎えられない高級病院の経営に狂いが…
これまでも、当ブログでも取り上げてきた通り、タイはメディカルツーリズムの分野では世界有数の先進国です。日本でもメディカルツーリズム産業とインバウンドを組み合わせた産業育成を促進していますが、タイには全く敵いません。
◆タイはメディカルツーリズム先進国◆ヘルスケアサービス世界6位
アメリカのエグゼクティブ向けの雑誌”CEO WORLD”の企画で、ヘルスケアが充実している国の調査でタイが6位にランキングされた。タイのメディカルツーリズムに国を挙げて取り組む成果が評価された模様。 タイのヘルスケアサービスは世界6位!タイはメディカルツーリズム先進国!
タイの中でもトップクラスのバムルンラード病院の個室は一番安い部屋でも、日本円で一泊4万円です。最高のクラスだと、一泊100万円以上です。
 :
じつは、管理人は2019年にバムルンラード病院で椎間板ヘルニアの内視鏡手術を受けました。その際の請求は、日本円で約160万円でした。しかも、手術の翌日には退院しましたので、一泊のみの料金です。日本であれば、費用は全て込み込みで約25万円と言われていますので、6倍以上です。

その時の請求書:452,820バーツ(約160万円)がこちら↓

タイの新型コロナの感染抑制に大きく貢献してきた富裕層向けの病院が経営危機に面しています。
タイ最大の財閥CPグループ総帥が世界の富裕層をホスピタリティーで囲い込めと訴えています。
現時点では、ビジネス渡航以外の外国人を受け入れる準備ができていません…
https://www.escape2bangkok.com/entry/thai-corona-relaxing-tourism
バンコクの日本人御用達の日本語の通じる病院もPCR検査や新型コロナ治療の万全の態勢で対応していますが、現時点ではタイ国内での感染抑制に成功している段階では、病棟を丸ごと新型コロナに取られる現状では、経営に負担となるばかりでしょう…
◆タイでPCR検査費用◆バンコクで日本語対応3大病院+コロナ治療概算費用
新型コロナの感染が疑われる時には、一刻も早くPCR検査を受けたいですね。 バンコクの三大病院でもPCR検査が可能です。ただし、1日の対応可能数には限りがあり、通常の治療が必要な患者さんを優先しましょう。
タイ在住のジャーナリスト、小堀晋一さんがダイアモンド・オンラインに興味深い記事を書いていますので、ご覧ください。

タイの新型コロナ新規感染者数:2020年6月8日

6月8日発表の新規感染者数は、7名、全員帰国者で国内の新規感染者数はゼロを継続中です!

新型コロナでタイの病院が、医療崩壊を起こさない理由

記事引用先:Diamond online

タイの民間病院で誕生した新生児(ラマ9世病院提供)

新型コロナウイルスが猛威を振るう中、東南アジアのタイで民間病院を中心とした医療水準の“高さ”に関心が高まっている。医療設備も欧米並みで、かねてアジア一円の富裕層らが熱心に医療観光(メディカルツーリズム)に訪れていたところ、ウイルスの早期収束で一気に注目されるようになったのだ。その一番の背景にあるのが、タイの医療現場で見られた低い死亡率、低重症化、そして徹底した感染抑制体制だった。海外から「新型コロナの治療ならタイへ」とツイートされるまでとなったタイの医療。その現状をお伝えする。(在バンコクジャーナリスト 小堀晋一)

目次

  • 平時に戻りつつあるタイの感染状況
  • 日本との違いは何か?
  • 感染を抑え込めたのはBCGワクチン接種説も
  • タイでの治療望む中東の富豪たちも
  • 病棟を丸ごと新型コロナ治療に
  • タイと日本で異なる病院の収益構造

日本との違いは何か?【抜粋】

累積感染者に占める死者の割合を示すタイのそれは1.86%と格段に低く、日本の4.6%、米国の6.1%、英国の14.4%と比べても違いが際立つ。東南アジアではほかにマレーシアの1.64%、シンガポールの0.78%と低死亡率の国も目立つ。
 日本とタイの違いの一つは、国による徹底した規制だ。

新型コロナによる観光客激減で、タイの日本人ご用達病院が苦境

記事引用先:Diamond Online

日本人も多く利用するタイの民間総合病院。個室が原則で、部屋はホテルのように豪華だ(バムルンラード病院提供)

新型コロナウイルスの感染拡大が収束に向かった東南アジアのタイ。3月26日に発令された非常事態宣言も早ければ6月には見直され、日常の暮らしが戻ってくる見通しだ。こうした中、コロナ収束に大きく貢献し、日頃から現地で暮らす駐在日本人の“駆け込み寺”ともなってきた民間病院の経営に狂いが生じ始めている。収入の柱であるメディカルツーリズム(医療観光)客が大幅に減っているのに加え、ウイルス感染に神経質となった従来の利用者が一斉に敬遠を始めたのだ。病院では今、抜本的な経営の見直しが求められている。

目次

  • 外国人に不便な公立病院
  • 独自の道を切り開いた民間病院
  • 巨額を投じて医療施設を拡充
  • 外国人患者の減少で各社は大幅減益に

◆海外在住者に楽天モバイル◆利用がなければ毎月無料(1Gまで0円)

応援お願いします!更新の励みになります!

◆日本人のタイ入国は?

◆タイ入国◆強制隔離14日間に逆戻り+医療ビザ一時発行停止
タイでは新型コロナ第三波が到来し、短縮されていた強制隔離期間が14日間に逆戻り。 4月から強制隔離は10日間に、ワクチン接種者は7日間に短縮されていたが、一律14日に。 あわせて、メディカルビザの発行も感染状況が改善されるまで一時発行停止に。
◆タイ入国:隔離検疫ASQホテルリスト◆最高22万B〜最安3万B(14泊)
タイへの入国には、14日間の強制的な隔離検疫が義務化されている。 外国人は、タイ政府が認定したホテルへの滞在が必須。ホテルは病院と提携し、パッケージには、1日三食、無料Wifi、24時間看護が含まれる。

◆タイのワクチン接種に関する記事はこちら

◆有料モデルナ:3800バーツで10月以降◆タイのワクチン接種◆
タイの私立病院協会、モデルナ製ワクチンを10月以降、有料の3,800バーツで提供。 タイ政府は、2021年内に1億回分ワクチンを確保すべく、ファイザーとJ&Jを追加発注。 現時点で接種可能なシノバック、AZに加え選択肢が増えたのは、在住日本人にとって朗報。
◆タイのワクチン調達計画◆タイ政府はファイザー、J&Jと交渉中
タイ政府は、2021年内に人口の70%分の1億回(5千万人)のワクチンを調達する計画。 承認済みのアストラゼネカ、シノバック、ジョンソンx2、モデルナに加えファイザーも。 タイ国内で製造されるアストラゼネカの1日でも早い投入が待たれる。
◆タイのワクチン接種◆副反応で死亡補償140万円:忌避率増加中
タイ政府の調査で、副作用や効果を懸念しワクチン接種忌避の割合が増加中。 政府は、ワクチン接種が引き起こす副作用に対する補償内容(死亡、重度、軽度)を公開。 ワクチン接種によって、死亡もしくは重度の障害で40万バーツ(約140万円)の補償金…
◆タイのワクチン接種◆ロシアンルーレット:ワクチンは選べない
在住外国人の間で炎上していた話題『外国人も接種計画に含まれる』とタイ政府が肯定。 今度は、保健省の大臣が『どのワクチンを接種するかは選べません』と表明。 ワクチンの調達先を中国、ロシアに頼るのは、あたかもロシアンルーレットの如し…
◆タイのワクチンパスポート◆2回分の接種証明と50バーツで!
タイ政府が、旅行者向けワクチンパスポートの外観と発行プロセスを官報に公開。 ワクチンパスポートの発行には、2回分のワクチン接種証明と発行手数料50バーツが必要。 発行場所は、スワンナプーム空港や感染研究所や疾病予防管理センターなど。

◆タイの新型肺炎、コロナウィルス 関連記事

◆海外在住者のワクチン接種◆住民票が無くても接種券の発行可能
厚生労働省および地方自治体は住民票の無い一時帰国者にも接種券を発行できると説明。 在外邦人のワクチン接種に関し、外務省は実施と言うが明確な情報がないのが現状。 5月21日、外務省は一時帰国接種希望者の実態調査を実施する方針を固めた、今更?
◆海外在住者のワクチン接種◆日本政府は早くて夏頃接種開始を検討
日本政府が、在外邦人の一時帰国ワクチン接種の対応方針を決定。 希望者は、管理システムで予約し、一時帰国して空港などで接種、3週間後に再接種。 政府は、一時帰国接種者を20万人程度と想定し、早ければ夏頃から接種開始を検討。
◆タイでPCR検査費用◆バンコクで日本語対応3大病院+コロナ治療概算費用
新型コロナの感染が疑われる時には、一刻も早くPCR検査を受けたいですね。 バンコクの三大病院でもPCR検査が可能です。ただし、1日の対応可能数には限りがあり、通常の治療が必要な患者さんを優先しましょう。
◆タイのコロナ:保険補償額確認要◆重症化の医療費が最大で1千万円
海外で新型コロナに感染した場合、海外旅行者保険が適用可能。但し、海外では医療費が高額。タイのサミティベート病院の日本人医師によると重症化してICUなどに長期入院の場合最大で1千万円。一般的保険は200〜300万円程度。あなたの保険は?
◆海外旅行保険◆新型コロナに感染したら保険適用されるのか?
日本国内では、2020年3月6日、新型コロナウィルスのPCR検査は健康保険の適用。また、感染後の治療費に関しては『指定感染症』の為、公費の負担。では、海外旅行中の検査や治療費は海外旅行者保険で適用されるのか?