◆在タイ日本国大使館◆規制緩和:レストラン・エンターテイメント

この記事は 約10 分で読めます。

タイ政府は、第二波で発令した防疫措置を状況に応じ緩和する勅令を発表。
最高度厳格管理地域、以下、CCSAが対象地域を指定し、地域ごとの防疫措置を設定。
政府が定めた条件・感染防止策の下、レストラン・エンターテイメントの営業活動を規定。
タイ政府の勅令を在タイ日本国大使館が翻訳していますので、原文のまま掲載します。

新型コロナウイルスに関するお知らせ(非常事態令第9条に基づく決定事項(第18号)及びCCSA指令第2号の発表)

在タイ日本国大使館:2021年1月30日

・1月29日、タイ政府は、各県を感染状況に応じて5つのゾーンに再分類し、それぞれの地域ごとに適当な防疫措置を定める旨の「非常事態令第9条に基づく決定事項(第18号)」及び「CCSA指令第2号(第 2/2564号)」を発表しました。
・主要部分の日本語仮訳は以下のとおりです。
・なお、最高度厳格管理地域(濃赤ゾーン)、最高度管理地域(赤ゾーン)の対象地域は政府決定にて、管理地域(橙ゾーン)、高度監視地域(黄ゾーン)、監視地域(緑ゾーン)はCCSA指令にて対象地域が指定されています。
・今後の発表等により変更の可能性もありますので、最新の情報収集に努めて下さい。

【「仏暦2548年非常事態における統治に関する勅令」(非常事態令)
非常事態令第9条に基づく決定事項(第18号)】

 昨年3月26日付のタイ王国全土を対象とした非常事態宣言の発令、及び9度目となる本年2月28日までの同宣言の適用期間の延長に関し、非常事態令第9条及び仏暦2534年国家行政規則法第11条に基づき、首相は一般的な決定事項、及び全ての当局職員の行動規則として、次のとおり発令する。

 第1項 地域の決定
(1)最高度厳格管理地域
 サムットサコン県を、仏暦2564年1月6日付決定事項(第17号)第2項の規定(当館注:出入域時のアプリケーション「モー・チャナ」の利用、出域時の身分証・当局発行書類の提示)に従い厳格な措置を適用する、最高度厳格管理地域とする。
 (2)最高度管理地域
バンコク都、ノンタブリ県、パトゥムタニ県、サムットプラカン県を、仏暦2564年1月3日付決定事項(第16号)で定めた最高度管理地域における措置を適用する、最高度管理地域とする。
 (3)管理地域、高度監視地域、監視地域
公衆衛生救急オペレーションセンター(EOC)が、COVID−19問題解決センター(CCSA)、内務省とともに、検討・評価・分類を行い、首相への提案を行う。

 第2項 学校・教育機関の施設の使用
最高度厳格管理地域を除き、すべての学校・教育機関は、当局の定めた方針に沿った形式で、授業、試験、研修、各種活動のために施設を利用することができる。

 第3項 最高度厳格管理地域における措置
(1)県知事に対し、県対策本部の同意の下、必要に応じて、同地域内にある施設を一時的に閉鎖、もしくは感染リスクがある活動を一時的に禁止するよう命令せしめる。
 対象となる施設・活動は、少なくとも以下のものが含まれる。
 サービス施設・類似施設、パブ、バー、カラオケ、入浴施設、個室付浴場、健康増進施設、マッサージ施設、ボードゲーム場、ゲーム・インターネット店、ムエタイ場、屋内運動施設、ジム、フィットネス、子どもの遊技場、遊園地、公共交通機関の駅・停留所。
 (2)仏暦2564年1月3日付決定事項(第16号)第2項の例外規定の特徴を有する活動を除き、会議、セミナー、宴会といった大人数の人が集まり感染が広がりやすい活動を禁止する。
 (3)以下の場所、活動、事業は、一定の条件の下での営業を認める。
 ア 飲食物の販売は、当局の定めた感染防止措置の下で店内飲食を認め、21時00分までの営業を認める。酒類の店内消費は禁ずる。
 イ ショッピングセンター、コミュニティーモール、展示場、会議場は、21時00分までの営業を認める。スーパーマーケット、小売店、個人商店、及び類似の施設は、同地域における通常の営業時間で営業することができる。
 ウ 市場は、当局が定めた感染防止措置の下で営業を認める。
 エ 子どもセンター、宿泊を伴う高齢者介護施設、及び類似施設は、営業することができる。
 オ 工場は、規定の感染防止措置の下、営業することができる。

 第4項 最高度管理地域における措置
(1)施設の閉鎖、活動の禁止、越境移動の審査、民間事業者の勤務体制についての協力要請において、仏暦2564年1月3日付決定事項(第16号)で定めた措置を実施せしめる。
 (2)施設の営業、活動の実施にあたり、仏暦2564年1月3日付決定事項(第16号)第4項に基づく実施条件を継続する。ただし、飲食物の販売は、当局の定めた感染防止措置の下、23時00分まで店内飲食を認め、それ以降は持ち帰りのみとする。
 (3)競技場、運動場、練習場は、当局が定めた感染防止措置の下、観客を伴わない形で競技を実施することにより、営業することができる。

 第5項 管理地域における措置
 当局が定めた条件・感染防止策の下、以下の通り施設の営業、活動の実施を認める。
 (1)サービス施設、パブ、バー、カラオケは、同地域の営業時間の範囲内、ただし23時00分までを上限に営業を行うことができる。
 (2)飲食物の販売は、通常どおり、ただし23時00分を上限に販売できる。
 (3)レストラン等での酒類の販売は、23時00分を上限に販売できる。

 第6項 高度監視地域
 当局が定めた条件・感染防止策の下、以下の通り施設の営業、活動の実施を認める。
 (1)サービス施設、パブ、バー、カラオケは、同地域の営業時間の範囲内、ただし24時00分までを上限に営業を行うことができる。
 (2)飲食物の販売は、通常どおり、ただし24時00分を上限に販売できる。
 (3)レストラン等での酒類の販売は、24時00分を上限に販売できる。

 第7項 監視地域
 当局が定めた条件・感染防止策等を実施する準備が整い次第、施設の営業及び活動の実施を認める。

 第8項 当局職員に賭博場や違法行為が行われている場所を厳格に捜査せしめる。

 第9項 バンコク都知事及び各県知事は、外国人労働者の移動及び輸送に関し、各地の状況に応じて、厳格な感染防止措置の下、通勤のための越境移動を認めることを検討することができる。

 第10項 バンコク都知事及び各県知事は、各地の実情に合わせた措置を取るため、CCSAオペレーションセンターに調査・検討を依頼し、首相に対して区・郡単位での措置の検討を提案することができる。

 第11項 (感染防止措置の実施に関する県知事・当局職員の権限)

 以上の内容は、仏暦2564年2月1日から変更の指令が あるまで適用される。

仏暦2564年(西暦2021年)1月29日
プラユット・チャンオーチャー 陸軍大将 首相

「非常事態令第9条に基づく決定事項(第18号)」原文(タイ語)
http://www.ratchakitcha.soc.go.th/DATA/PDF/2564/E/022/T_0043.PDF

【COVID−19問題解決センター(CCSA)指令(第 2/2564号)】
(非常事態令第9条により管理地域、高度監視地域、監視地域と定める地域)
 仏暦2563年3月26日付のタイ王国全土を対象とした非常事態宣言の発令、および9度目となる本年2月28日までの同宣言の適用期間の延長に関し、非常事態令第9条および首相指令第4/2563号第4項(2)に基づき、別表に定められる管理地域、高度監視地域、及び監視地域において、政府決定事項が行われるよう、首相は当局職員に指示する。
  
 以上の内容は、仏暦2564年2月1日から変更の指令が あるまで適用される。

仏暦2564年(西暦2021年)1月29日
プラユット・チャンオーチャー 陸軍大将 首相

(別表)
・管理地域
1. カンチャナブリ県
2. チャンタブリ県
3. チャチュンサオ県
4. チョンブリ県
5. トラート県
6. ターク県
7. ナコンナヨック県
8. ナコンパトム県
9. プラチンブリ県
10. ペッブリ県
11. ラヨーン県
12. ラーチャブリ県
13. ロッブリ県
14. サムットソンクラーム県
15. サゲーオ県
16. サラブリ県
17. シンブリ県
18. スパンブリ県
19. アユタヤ県
20. アントーン県

計20県

・高度監視地域
1. ガンペンペット県
2. チャイナート県
3. チャイヤプーム県
4. チュムポーン県
5. ナコンラーチャシーマー県
6. ナコンサワン県
7. ナラティワート県
8. ブリラム県
9. プラチュアップキリカン県
10. パンガー県
11. ペッチャブーン県
12. ヤラー県
13. ラノーン県
14. ソンクラ—県
15. スコータイ県
16. スラタニ県
17. ウタイタニ県
計17県

・監視地域
1. クラビ県
2. ガラシン県
3. コーンケーン県
4. チェンラーイ県
5. チェンマイ県
6. トラン県
7. ナコンパノム県
8. ナコンシータマラート県
9. ナーン県
10. ブンカン県
11. パッタニー県
12. パヤオ県
13. パッタルン県
14. ピチット県
15. ピサヌローク県
16. プレー県
17. プーケット県
18. マハサラカム県
19. ムクダハーン県
20. メーホンソーン県
21. ヤソートーン県
22. ロイエット県
23. ランパーン県
24. ランプーン県
25. ルーイ県
26. シーサケート県
27. サコンナコーン県
28. サトゥン県
29. スリン県
30. ノンカーイ県
31. ノーンブアラムプー県
32. アムナートチャルーン県
33. ウドンタニ県
34. ウッタラディット県
35. ウボンラーチャターニー県
計35県

・CCSA指令(第 2/2564号)原文(タイ語)
http://www.ratchakitcha.soc.go.th/DATA/PDF/2564/E/022/T_0049.PDF

在留邦人及び滞在者の皆様におかれては、引き続き感染予防に努めてください。
なお、邦人の感染情報がありましたら、お手数ですが当館に御一報ください。

○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
○在タイ日本国大使館ホームページ
https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○タイ保健省 疾病管理局(Department of Disease Control)
https://ddc.moph.go.th/viralpneumonia/eng/index.php
○厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
○厚生労働省(日本における水際対策の抜本的強化に関するQ&A)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html
○厚生労働省(新型コロナウイルスに関するQ&A)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
○厚生労働省(感染症対策の基本)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf
○経済産業省(PCR検査が受診可能なトラベルクリニック等のリスト紹介)
https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200703002/20200703002.html

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500、696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road、 Lumphini、 Pathum Wan、 Bangkok 10330
(ウィタユ通り、ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

読んだよのクリックが励みになります!

👇ほかの人のブログをご覧になりたい方はこちら👇

◆日本人のタイ入国は?

◆サンドボックスの落とし穴◆同乗者感染で強制隔離14日間へ
タイではデルタ株が猛威、1日の陽性が9,000人を超え事実上のロックダウン突入。 一方、政府肝いりのサンドボックス実証実験は粛々進行中に思わぬ落とし穴が。 ドバイからの観光客の陽性が確認され、同じフライトの13人が強制隔離施設へ…
◆タイ入国◆強制隔離14日間に逆戻り+医療ビザ一時発行停止
タイでは新型コロナ第三波が到来し、短縮されていた強制隔離期間が14日間に逆戻り。 4月から強制隔離は10日間に、ワクチン接種者は7日間に短縮されていたが、一律14日に。 あわせて、メディカルビザの発行も感染状況が改善されるまで一時発行停止に。
◆タイ入国:隔離検疫ASQホテルリスト◆最高22万B〜最安3万B(14泊)
タイへの入国には、14日間の強制的な隔離検疫が義務化されている。 外国人は、タイ政府が認定したホテルへの滞在が必須。ホテルは病院と提携し、パッケージには、1日三食、無料Wifi、24時間看護が含まれる。

◆タイのワクチン接種に関する記事はこちら

◆タイのワクチン調達計画◆アストラゼネカじゃダメ?
2021年7月27日、在タイ日本国大使館が在留邦人向けワクチン接種に関するセミナーを開催。 セミナーでは、在留邦人向けにアストラゼネカ製ワクチン接種プログラムを後日公開と発表。 前日に発表されていたバムルンラード病院の予約開始は誤りと指摘…
◆アストラゼネカ予約再開◆バムルンラード病院:日本寄贈
日本政府寄贈のアストラゼネカ製ワクチンの接種予約サイトがバムルンラード病院から。 病院の専用サイトからの申し込み後、提供可否のSMSもしくはメールが送信される。 在タイ日本大使館から7月27日14時のセミナーで発表と想定、事前の予約がおすすめ!
◆アストラゼネカ初回接種◆副反応は?重症化・デルタ株に効果?
ASEAN諸国ではシンガポールを除き多くの国で採用のアストラゼネカ社のワクチン。 そもそもデルタ株はなぜ感染力が強いの?効果はあるの?ワクチンは重症化を防げるの? アストラゼネカのワクチン接種後の副反応や血栓との関係も気になる…
◆バムルン病院でモデルナ予約◆2021年11月接種開始予定
バンコクのバムルンラード病院で、7月9日(金)午前9時モデルナ製ワクチンの予約開始。 接種可能時期は2021年11月、値段は1本1,650B、他のワクチン接種者にも対応。 対象は18歳以上、ワクチン未接種者を優先し、シノバック接種済は1回予約可能。
◆タイのワクチン接種◆副反応で死亡補償140万円:忌避率増加中
タイ政府の調査で、副作用や効果を懸念しワクチン接種忌避の割合が増加中。 政府は、ワクチン接種が引き起こす副作用に対する補償内容(死亡、重度、軽度)を公開。 ワクチン接種によって、死亡もしくは重度の障害で40万バーツ(約140万円)の補償金…

◆タイの新型肺炎、コロナウィルス 関連記事

◆在外邦人の帰国ワクチン接種◆7月19日インターネット予約開始
在外邦人向け『一時帰国ワクチン接種』インターネット予約受付が7月19日(金)開始。 対象は、在外邦人で住民票を持たない(転出届を提出済み)、接種時に満12歳以上の方。 在外邦人でも日本に住民票がある者、帰国時に転入届を出した場合は対象外。
◆タイでPCR検査費用◆バンコクで日本語対応3大病院+コロナ治療概算費用
新型コロナの感染が疑われる時には、一刻も早くPCR検査を受けたいですね。 バンコクの三大病院でもPCR検査が可能です。ただし、1日の対応可能数には限りがあり、通常の治療が必要な患者さんを優先しましょう。
◆タイのコロナ:保険補償額確認要◆重症化の医療費が最大で1千万円
海外で新型コロナに感染した場合、海外旅行者保険が適用可能。但し、海外では医療費が高額。タイのサミティベート病院の日本人医師によると重症化してICUなどに長期入院の場合最大で1千万円。一般的保険は200〜300万円程度。あなたの保険は?
◆海外旅行保険◆新型コロナに感染したら保険適用されるのか?
日本国内では、2020年3月6日、新型コロナウィルスのPCR検査は健康保険の適用。また、感染後の治療費に関しては『指定感染症』の為、公費の負担。では、海外旅行中の検査や治療費は海外旅行者保険で適用されるのか?