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これらの一連の報道を見ていれば『日本はコロナの感染源』『日本は危険な国』とのイメージが強く植え付けられても致し方ありません。
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更には、最近のLCCの運休、バンコクの14日間封鎖、日本人へのタイ入国時の英文健康証明書の要求など、日本人への包囲網が徐々に狭まっているのを感じています。
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5月に予定していた一時帰国も、一旦、タイを離れたら戻れないのでは…
日本の戻るか、タイに残るか、日々逡巡しています。
在タイ日本国大使館:梨田大使からタイ国民の皆様への手紙
「日本大使からの手紙ータイの皆様は心配しないで、笑顔でいてください」
出典:在タイ日本大使館
「日本大使からの手紙ータイの皆様は心配しないで、笑顔でいてください」
親愛なるタイの皆様へ、
本日はタイの皆様に御理解頂きたいこととお願いがあり、一筆認めました。
新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、各国とも水際対策の強化や感染拡大の防止に努めていますが、残念ながら世界的に広がりつつあります。タイにおいては、保健省を始め、国民が一丸となって対策に取り組み、これまで確認された感染者は3月11日現在53名にとどまっています。日本大使として、こうしたタイ政府の取り組みと国民の努力に心から敬意を表します。一方、日本での感染者は、3月11日現在543名ですが、安倍晋三総理自身がリーダーシップを発揮し、感染拡大予防の観点から具体的な措置を機動的に取っており、現時点では大規模な感染拡大が認められる地域はありません。
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こうした状況下、先日、新しいタイ保健省布告により、日本が危険感染症地域に指定されたとの誤った報道が一部で流れました。当地に滞在する日本人として、こうした誤情報により日本人が風評被害を受けることをとても懸念しています。実際、新型コロナウイルスを巡っては、これまでも当地日本人から当館に対し、(1)日本人代表がタイの取引先の会社に行った際に日本人は帰れと言われた、(2)日本人だという理由だけでホテルをキャンセルされたり、タクシーの乗車拒否をされた、(3)日本の刺身には菌が付いているとの噂が広まっているなどといった報告が寄せられています。もちろん、これらは限定的と思いますが、いずれもタイに強い好意を持っている在留邦人からの言葉だけに、とても複雑で、心が痛む思いです。
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実際には、当地に居住する日本人や日本人旅行者は、タイ保健省の指導に従い、細心の注意を払って感染予防に取り組んでいます。私自身、当館の職員が日本から戻ってきた場合には14日間の自宅勤務を指示していますし、大半の日本企業や日本人学校でも右を実践しています。
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「まさかのときの友こそ真の友」という言葉があります。日本とタイの600年にわたる長い交流の歴史、伝統的な友好関係を通じて、私はタイの皆様が日本の「真の友人」であると確信しています。タイの皆様におかれては、医学的、科学的根拠に乏しい風評に惑わされることなく、いつもの大らかな心と優しいほほ笑みで、これまでと同じように日本人に接して頂けるように、心からの御理解と御支援をお願い致します。
コロナ直撃でタイの日本人社会も悲鳴、歓楽街は真っ暗・帰国できない…
人影とネオンが途絶えたバンコク屈指の繁華街「ソイ・カウボーイ」=18日午後10時 写真:小堀晋一
記事引用先:DIAMOND ONLINE
- 正月休みは3カ月延期、ネオン街から光が消えた
- 出入国制限で塾通いがブーム
- 定期人事を凍結する企業も
- 「日本に帰れない!」「タイに戻れない!」
タイ)日本人は出ていけ、刺身には菌!理解を求め梨田大使が手紙
記事引用先:PJA NEWS
中国の武漢から広まっている新型コロナウイルスの「武漢ウイルス」が蔓延する中、タイでは日本人に対しても、「日本人は帰れ」と言われたり、「日本の刺身には菌がついている」という噂が広まったりするなど、風評被害というべき事案も頻発しています。
新型コロナ流行で…タイに住む日本人が感じる差別。顔を見るなり宿泊拒否も
記事引用先:SPA
新型コロナウイルスの拡大が世界に広がる中、海外に住むアジア人への差別が懸念されている。パリ郊外の日本食レストランでは「出ていけ、ウイルス」という落書きが発見されるという報道があったり、日本が感染源国だという批判も受けている。
管理人のつぶやき

管理人の住む、都心から外れたエリアでもマスク着用率が上がってきました、大気汚染が季節と共に収まってきたにも拘らず…
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タイも3月末までが正念場の様です。
日本人への風評被害も終息することを祈っています。
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◆日本人のタイ入国は?



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