記事投稿:2018年7月20日
私は、新卒で就職した総合家電メーカーH社の海外営業として、ニューヨーク、シンガポール、香港に駐在を経験をしました。帰国後、直ぐにネットワーク機器業界最大手の米国のC社、ERP業界最大手のドイツ系S社、独立系ビジネス・インテリジェンス業界最大手の米国S社等、外資系IT会社のダイレクター、日本支局長を歴任してきました。
2017年3月、バンコクの日系企業に部門長(人事権有り)として現地採用され、担当営業の採用活動もして来ました。
海外転職を目指す皆さんの思い
この記事をご覧になっている皆さんも、さまざまな思いで、海外転職を目指す人はたくさんいると思います。
- 「ぼんやりとだけど、海外で働きたい・・・」
- 「海外でキャリアアップしたい・・・」
- 「海外でノマドワーカーしたい・・・」
- 「日本におれの活躍の場所は無い・・・」
- 「生活費の安いアジアに逃げ込みたい・・・」
でも、実現できる人、実行に移せる人は少ないと思います。
想定する読者さん
- 想定する読者:海外転職を考えている人、海外転職のノウハウを調査している人、海外転職に迷っている人
- 想定する読者年代:20代、30代、40代
海外転職を実現するために
海外転職には「合う人、合わない人」がいますが、自分では良く分りませんよね。
- 海外転職に合う人、合わない人
- 海外転職、駐在員と現地採用の違いを理解する
この点を理解すると、ぐっと現実的になってきます。
ビザ(VISA)取得重要性の理解
海外に滞在するためには、ビザが必要ですよね。
当然、自国の雇用を保持するためには外人(ここでは日本人のこと)を簡単に働かせる訳にはいきませんよね。
海外に滞在するためには、多種多様な方法があります。
- ビザ免除期間で出入りを繰り返す(近隣諸国への行き来)
- 観光ビザを取得、延長、繰り返す
- 学生ビザを取得、延長、繰り返す
- ワークパーミットを前提としたワークビザ取得
- 投資ビザを取得する
- リタイアメントビザを取得する(原則、働けません)
海外転職する国を決めるのは【重要】
海外転職先を決めるにあたっては、海外移住が前提となりますので、仕事が無いと始まりませんよね。更には、コスト・オブ・リビングに見合った給与・福利厚生があるのか、食事は合うのか、心配ですよね。
じっくり調査をして、複数の国を選択しましょう。
- 雇用状況、雇用環境の調査をする
- 生活環境(衣食住)の調査をする
- VISA制度を確認する
海外転職活動
国が決まれば、次は、どうやって辿り着くかですね。ここが一番の難関ですね。
海外転職には転職エージェントの協力が必須です。
遠隔地の企業とあなたを結びつけるのが転職エージェントの役目です。海外転職に強いエージェントは多くあります。海外に拠点を持つエージェントも有れば、国内で海外の代理店を通じて案件を紹介するエージェントもあります。
- 転職エージェントに登録しましょう。職務経歴、履歴書、英文職務経歴書は必須です。
- 転職エージェントと面談、若しくはスカイプ・ライン面談し、経歴、転職可能時期、要望事項の共有をします。
- 案件への応募→面接へ
- 面接は、当面は現地の採用担当者とスカイプ面談で進めます。

私も、バンコクで現地採用をされた際には、始めにシンガポールのアジア統括拠点のマネージャとスカイプ面談し、タイ人のマネージング・ダイレクターとの最終面接もスカイプでしました。一度もFace to Faceの面接なく採用されました。心配じゃなかったのかなと。
その後、私がバンコクで採用面接を進める立場となり、スカイプ、ライン若しくは電話での面接をしていました。
海外移住の準備
転職先が決まれば、あとは手続きだけですが、ほいほいと移動すればよい国内転勤とは違い、国や地方公共団体との手続きが多くかなり疲れますね。
- 海外転出届
- 国民年金強制加入義務喪失:任意継続も可能
- 市民税の課税と免除処理
- 国際免許証の取得、等
特に、年金は通算25年の積み立てが受け取りの必須要件ですので、計画的に任意継続(すなわち、払い続ける)を検討する必要があります。
また、国際免許は必須ではありませんが、現地で大使館に英文に翻訳してもらい、それを持って現地の免許に書き換えてくれる国もあります(タイ王国)。
海外移住先:やる事リスト
公的機関への届出
- イミグレーションでのビザ(VISA)の申請
- 日本大使館への在留届/日本の免許の翻訳
- タイの陸運局で免許の交付手続き
住まいの確保
- ルームシェア
- ホテル、サービスホテル
- アパート、コンドミニアム
今後、詳細について説明していきたいと思います。

海外転職・海外就職・現地採用をめざす皆様のお役にたてればうれしいです♪

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